特許
J-GLOBAL ID:200903057522476835

自動変速機付き車両の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-134366
公開番号(公開出願番号):特開平8-324298
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】機関出力の低減制御中に自動変速機の減速比(ギヤ比)が大きく変更制御されるとき,所謂ダウンシフト時に発生する加速性の低下を抑制防止する。【構成】自動変速機のギヤ比変更制御タイミングを司るシフトソレノイド信号Sa,Sbからダウンシフト開始を検出し、それ以後は、それまで小さく設定されていた目標サブスロットル開度の前回値θ* (n-1) に所定値βを加えた大きな目標サブスロットル開度の今回値θ* (n) に保持して、エンジン回転速度Neを増加させてダウンシフト終了を早め、エンジン回転速度Neから車両減速比i(G)と駆動輪速VwR との積値を減じた値が所定値αより小さくなった時点で、当該ダウンシフトが終了したものとして、それ以後は速やかに通常の機関出力低減制御に移行して、駆動輪のスリップ量を目標値に収束して走行安定性や操縦性を確保できるようにする。
請求項(抜粋):
駆動輪のスリップ状態を検出する駆動輪スリップ状態検出手段と、当該駆動輪スリップ状態検出手段で検出された駆動輪のスリップ状態検出値が所定のスリップ状態値より大きいときに、運転者のアクセル操作とは無関係に内燃機関の出力を低減制御する内燃機関出力制御手段と、前記内燃機関の出力を駆動輪に伝達する自動変速機の減速比を制御する自動変速制御手段とを備えた自動変速機付き車両の駆動力制御装置において、前記内燃機関出力制御手段は、前記自動変速制御手段が自動変速機の減速比を大きく変更制御しているときに、前記内燃機関の出力低減量を小さくする出力低減量補正手段を備えたことを特徴とする自動変速機付き車両の駆動力制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/04 ,  B60K 28/16 ,  F02D 29/02 311 ,  F16H 61/18
FI (4件):
B60K 41/04 ,  B60K 28/16 ,  F02D 29/02 311 A ,  F16H 61/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る