特許
J-GLOBAL ID:200903057574372922

Nb3Al超伝導線材の製造方法とその方法により得られるNb3Al超伝導線材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-374229
公開番号(公開出願番号):特開2004-207013
出願日: 2002年12月25日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】比較的低コストであって、丸線および平角線のいずれをも製造可能であって、より超伝導特性を安定化することができるNb3Al超伝導線材の製造方法とその方法により得られるNb3Al超伝導線材を提供する。【解決手段】Nb/Al複合体芯材を、マトリックス材としてのNb、Ta、Nb基希薄合金あるいはTa基希薄合金に複数本埋め込んだ極細多芯構造を有する前駆体線材に、2000°C近傍の温度範囲に2秒以内で急加熱し、400°C以下の温度範囲に2000°C/秒以上の速度で急冷する急熱急冷処理を施して得られたNb3Al超伝導線材に対して、(A)安定化材としてのCuまたはAgを被覆したのち、(B)40気圧以上の圧力の不活性ガス雰囲気下で10分以上の熱間等方圧成形(HIP)処理を施し、(C)次いで680〜850°Cの温度範囲で1〜200時間の熱処理を行うことで、Nb3Al極細多芯超伝導線材を製造する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
Nb/Al複合体芯材を、マトリックス材としてのNb、Ta、Nb基希薄合金あるいはTa基希薄合金に複数本埋め込んだ極細多芯構造を有する前駆体線材に、2000°C近傍の温度範囲に2秒以内で急加熱し、400°C以下の温度範囲に2000°C/秒以上の速度で急冷する急熱急冷処理を施して得られたNb3Al超伝導線材に対して、 (A)安定化材としてのCuまたはAgを被覆したのち、 (B)40気圧以上の圧力の不活性ガス雰囲気下で10分以上の熱間等方圧成形(HIP)処理を施し、 (C)次いで680〜850°Cの温度範囲で1〜200時間の熱処理を行うことを特徴とするNb3Al極細多芯超伝導線材の製造方法。
IPC (3件):
H01B13/00 ,  C22C27/02 ,  H01B12/10
FI (3件):
H01B13/00 565F ,  C22C27/02 102A ,  H01B12/10
Fターム (8件):
5G321AA11 ,  5G321BA03 ,  5G321CA09 ,  5G321CA36 ,  5G321CA42 ,  5G321DA03 ,  5G321DC04 ,  5G321DC32

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