特許
J-GLOBAL ID:200903057581279709

車両用交流発電機の整流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150732
公開番号(公開出願番号):特開平9-009593
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 耐振動性に優れ、高信頼性の接地回路を有する安価で長寿命な装置。【構成】 整流回路の負極側ダイオードが接合された負極側放熱フィン1と整流回路の正極側ダイオードが接合された正極側放熱フィン2とをパイプリベット4で積層連結及び交流発電機のフレームに固定するとともに、負極側放熱フィン1のパイプリベット4同士を結ぶ線分X,Yより遠心側に延出部1aを形成して、フレームの突設ボスと直接接続して導通を確保する。負極側ダイオードが接合された負極側ダイオード部5がパイプリベット4と延出部1aを結ぶ線分L,M上に位置するため、負極側放熱フィン1に振動が伝わっても負極側ダイオード部5で振動が拡大されず、耐振動性に優れる。負極側放熱フィン1からフレームへ熱が伝わるため、冷却性が向上し、ダイオードの寿命が伸びる。部品点数が減少し、形状管理が簡略でき、安価になる。
請求項(抜粋):
交流発電機の全波整流回路を形成する複数のダイオードと、前記複数のダイオードのうち前記全波整流回路の正極側ダイオードの陰極が接触保持された正極側放熱フィンと、前記複数のダイオードのうち前記全波整流回路の負極側ダイオードの陽極が接触保持された負極側放熱フィンと、前記負極側放熱フィンに沿って配置され、前記正極側放熱フィンと前記負極側放熱フィンとを絶縁状態で積層連結する複数の積層連結部材とを具備する組立体からなる整流装置であって、前記組立体が前記複数の積層連結部材の位置で前記交流発電機のフレームに固定される車両用交流発電機の整流装置において、前記複数の積層連結部材を結ぶ線分より遠心側で、前記負極側放熱フィンと前記フレームとの導通を確保して前記負極側放熱フィンと前記フレームとを直接固定する固定構造部を設けたことを特徴とする車両用交流発電機の整流装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両用交流発電機の整流装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-262066   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 特開平3-107356
  • 特開昭59-056856

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