特許
J-GLOBAL ID:200903057664505905

軽油組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 順之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-062165
公開番号(公開出願番号):特開2004-269683
出願日: 2003年03月07日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】エンジンから排出される粒子状物質(PM)及び微小粒子を低減し、燃費を向上させ、部材への影響が少なく、低温始動性に優れた軽油組成物を提供すること。【解決手段】所定の原料油を所定条件下に深度水素化処理することによって得られる特定の深度水素化精製軽油を20容量%以上、および、所定の原料油を所定条件下で水素化処理することによって得られる特定の低硫黄灯油を20容量%以上含有して成る、硫黄分含有量5質量ppm以下、全芳香族分含有量3容量%以上12容量%以下、芳香族分のうち炭素数14以下のアルキルベンゼン含有割合が80%以上、ナフテン分含有量30容量%以上、15°C密度810kg/m3以上840kg/m3以下、目詰まり点-10°C以下である軽油組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
硫黄分含有量5質量ppm以上10質量ppm以下、沸点範囲150°C以上380°C以下の石油系炭化水素の水素化精製油を原料油として、水素化触媒の存在下で反応温度170〜320°C、水素圧力2〜10MPa、LHSV0.1〜2h-1、水素/油比100〜800NL/Lで深度水素化処理することによって得られる90%留出温度が200°C以上380°C以下、15°Cにおける密度が780kg/m3以上870kg/m3以下、硫黄分含有量が5質量ppm以下、ナフテン分含有量が30容量%以上且つ芳香族分含有量が1容量%以下である深度水素化精製軽油を20容量%以上、および、未精製油及び/又は水素化精製油を原料油とし、水素化触媒の存在下において反応温度220〜350°C、水素圧力1〜6MPa、LHSV0.1〜10h-1、水素/油比10〜300NL/Lで水素化処理することによって得られる硫黄分含有量5質量ppm以下、全芳香族分含有量25容量%以下、2環以上の芳香族分含有量1容量%以下、ナフテン分含有量20容量%以上、沸点範囲140〜300°Cである低硫黄灯油を20容量%以上含有して成る、硫黄分含有量5質量ppm以下、全芳香族分含有量3容量%以上12容量%以下、芳香族分のうち炭素数14以下のアルキルベンゼン含有割合が80%以上、ナフテン分含有量30容量%以上、15°C密度810kg/m3以上840kg/m3以下、目詰まり点-10°C以下であることを特徴とする軽油組成物。
IPC (9件):
C10G45/02 ,  C10G45/08 ,  C10G45/10 ,  C10G45/44 ,  C10G65/04 ,  C10G65/08 ,  C10G65/16 ,  C10L1/00 ,  C10L1/08
FI (9件):
C10G45/02 ,  C10G45/08 Z ,  C10G45/10 Z ,  C10G45/44 ,  C10G65/04 ,  C10G65/08 ,  C10G65/16 ,  C10L1/00 ,  C10L1/08
Fターム (6件):
4H013AA03 ,  4H013AA05 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA09 ,  4H029DA11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 軽油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-062164   出願人:新日本石油株式会社
  • 軽油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-062343   出願人:新日本石油株式会社
引用文献:
前のページに戻る