特許
J-GLOBAL ID:200903057680094982

ガスメータおよびガス供給に係る異常判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-249625
公開番号(公開出願番号):特開2002-062176
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 警告動作の実行に係る判定の信頼性を向上させることが可能なガスメータおよびガス供給に係る異常判定方法を提供する。【解決手段】 CPU12は、流量差ΔQSの絶対値が基準流量QSK以上(|ΔQS|≧QSK)であることを確認したのち、流量差ΔQSの絶対値が増加したのち減少するポイント、すなわち流量差ピークを検出する。検出した流量差ピークが、流量差ΔQSが増加したのち減少する正の流量差ピークであった場合には、CPU12は、1のガス器具が新たに稼働したものと判断する。ガス器具の稼働状態が随時正確に認識されるため、警告動作の実行に係る判定の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
1または2以上のガス燃焼機器によって消費される燃料ガスの流量を所定の時間間隔ごとに測定する流量測定手段と、この流量測定手段によって測定された燃料ガスの流量のうちの最も新しく測定された対象流量とこれよりも以前に測定された比較流量との流量差を演算する流量差演算手段と、この流量差演算手段によって演算された流量差の絶対値を基準流量と比較することにより、燃料ガスの消費状態に変化が生じたかどうかを判定する流量差判定手段と、この流量差判定手段によって燃料ガスの消費状態に変化が生じたものと判断されたときに、流量差の絶対値が増加したのち減少する流量差ピークを検出するピーク検出手段と、このピーク検出手段によって検出された流量差ピークに基づいて、流量差ピークの前後で流量差が増加したのち減少する場合には前記1または2以上のガス燃焼機器の1のガス燃焼機器が稼働したものと判断し、一方、流量差ピークの前後で流量差が減少したのち増加する場合には前記1または2以上のガス燃焼機器のうちの1のガス燃焼機器が停止したものと判断する稼働判定手段と、前記ピーク検出手段によって検出された流量差ピークが、前記稼働判定手段によって1のガス燃焼機器の稼働によるものであると判断されたときに、最も新しく検出された流量差ピークに対応する燃料ガスの流量とこれよりも以前に検出された他の流量差ピークに対応する燃料ガスの流量との差として稼働している1のガス燃焼機器の個別流量を演算する個別流量演算手段と、この個別流量演算手段によって演算された個別流量が安全流量以上であるかどうかを判定する安全判定手段と、この安全判定手段によって個別流量が安全流量以上であると判定されたときに、前記1または2以上のガス燃焼機器に対する燃料ガスの供給を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とするガスメータ。
IPC (2件):
G01F 3/22 ,  G01F 1/00
FI (2件):
G01F 3/22 B ,  G01F 1/00 T
Fターム (3件):
2F030CC13 ,  2F030CF05 ,  2F030CF11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 流量変化判別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-323272   出願人:東京瓦斯株式会社
  • ガス遮断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-294102   出願人:松下電器産業株式会社

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