特許
J-GLOBAL ID:200903057731586923

油脂分解浄化装置及びこれを用いたグリーストラップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-045220
公開番号(公開出願番号):特開2001-164644
出願日: 2000年02月22日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 例えばレストランやホテルなどの厨房及び調理場等に設置されるグリーストラップの貯溜部の水面に浮いて蓄積される排水中の油脂分を、好気性の分解微生物を効率よく活性化させて分解浄化する装置及びこれを用いたグリーストラップを提供すること。【解決手段】 酸素供給室13で気泡発生手段18から発生した気泡を気液接触部12の入口部から縦方向通路11である各変形通路部122、123、126、127を連続的に出口部へ向かって上昇させ、そのドリフト効果で油脂分吸引パイプ17の上端開放部17aから排水槽内の排水上面付近の油脂分を吸引して酸素供給室13に取り込んで気泡と共に縦方向通路11内を上昇させることにより気液接触を行わせることを特徴とする。
請求項(抜粋):
排水槽内に貯溜する排水中に浸漬するように設置され、前記排水槽内の排水中に存在する油脂を分解浄化する装置であって、縦方向の通路を備える気液接触部と、この気液接触部の下部に設けられ、前記通路に連通する酸素供給室と、この酸素供給室に一端が連通され、他端が前記排水槽内の排水面近傍に位置して開放する少なくとも1つの油脂分吸引パイプと、前記酸素供給室に配置され、加圧空気供給源に接続された気泡発生手段とを含み、前記気液接触部が一端に入口部を又他端に出口部を備えて形成され、前記気液接触部の前記通路が、前記入口部から前記出口部へ向かって断面形状が連続的に変化し、且つ軸方向に伸長する複数の変形通路部で構成され、前記酸素供給室で発生させた気泡を前記気液接触部の前記入口部から前記各変形通路部を連続的に前記出口部へ向かって上昇させ、そのドリフト効果で前記油脂分吸引パイプの上端開放部から前記排水槽内の排水上面付近の油脂を吸引して前記酸素供給室に取り込んで気泡と共に前記通路内を上昇させることにより気液接触を行わせることを特徴とする油脂分解浄化装置。
IPC (3件):
E03F 5/16 ,  C02F 3/12 ,  C02F 3/22
FI (3件):
E03F 5/16 ,  C02F 3/12 Z ,  C02F 3/22 Z
Fターム (5件):
2D063DB08 ,  4D028BC24 ,  4D028BC26 ,  4D029AA09 ,  4D029AB06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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