特許
J-GLOBAL ID:200903057740095584

補助ペプチドを用いたペプチドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999000406
公開番号(公開出願番号):WO1999-038984
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月05日
要約:
【要約】目的の生物学的活性を有するペプチドの遺伝子組換えによる製造において、該目的ぺプチドに補助ペプチドを付加して発現せしめることを特徴とする。これにより、等電点を調整して、回収・精製工程での凝集の防止、イオン交換クロマトグラフィーでの回収率の向上、目的ペプチドを他のぺプチドとの融合蛋白質として発現せしめた場合における酵素的開裂による目的ぺプチドの遊離に際しての酵素反応時の該融合蛋白質の溶解度の向上、目的ペプチドの酵素による修飾が必要な場合における酵素反応時の該ペプチドの溶解度の向上、等を介して目的ペプチドの精製効率及び収率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
目的の生物学的活性を有するペプチドの製造方法であって、 工程(1);補助ペプチドが付加された目的ペプチド又は補助ペプチドが付加された目的ペプチドにさらに保護ペプチドが付加された融合蛋白質、をコードする塩基配列を有する発現ベクターにより形質転換された細胞を培養して、当該培養物から前記補助ペプチドが付加された目的ペプチド又は前記融合蛋白質を採取する工程; 工程(2);工程(1)で融合蛋白質を得た場合、当該融合蛋白質から補助ペプチドが付加された目的ペプチドと保護ペプチドを切断分離し、所望によりさらに精製する工程; 工程(3);目的ペプチドに修飾が必要な場合、工程(1)又は工程(2)で得られた補助ペプチドが付加された目的ペプチドに修飾反応を施す工程、 工程(4);工程(1)、工程(2)又は工程(3)で得られた補助ペプチドが付加された目的ペプチドから、補助ペプチドと目的ペプチドを切断分離し、所望によりさらに精製する工程;並びに 工程(5);工程(4)で得られた目的ペプチドを精製する工程;を含んでなる方法。
IPC (6件):
C12N 15/62 ,  C12P 21/02 ,  C12P 21/06 ,  A61K 38/28 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10

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