特許
J-GLOBAL ID:200903057833170799

光ピックアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072912
公開番号(公開出願番号):特開平11-273128
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 回折特性の制御が容易で簡易に構成可能な液晶パネルを用いた光ピックアップを提供する。【解決手段】 回折格子として作用する液晶パネル2は、領域Aと領域Bとに分割され、領域Aと領域Bの一端にはそれぞれ所定のピッチで格子パターンが形成され、境界部で組み合わされ一体的な格子パターンになっている。領域Aと領域Bは、それぞれ印加電圧を加えて通過光に位相差を与えることができると共に、一方又は両方の領域に電圧を印加しないよう制御できる。これにより、格子パターンを通過する光ビームの回折特性を可変し、情報記録媒体に照射される主ビームと副ビームの強度、照射位置等を可変制御できる光ピックアップが簡易な構成により実現できる。
請求項(抜粋):
光源から射出された光ビームを情報記録媒体に照射し、反射光を受光する光ピックアップにおいて、所定のピッチを有する第1の格子パターンが一端に形成された第1領域と、前記所定のピッチを有する第2の格子パターンが一端に形成された第2領域とに分割され、前記第1領域と前記第2領域の境界部では、前記第1の格子パターンと前記第2の格子パターンが平面上で所定の間隙を離して組み合わされ、一体化された格子パターンが形成される液晶パネルと、前記第1領域に第1の電圧を印加して屈折率を制御すると共に、前記第2領域に第2の電圧を印加して屈折率を制御する制御手段とを備え、前記光ビームは、前記液晶パネルの一体化された格子パターンを通過して回折され、主ビームと複数の副ビームが前記情報記録媒体に照射されることを特徴とする光ピックアップ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る