特許
J-GLOBAL ID:200903057873407937

ウィンドガラスの挟持有無検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141482
公開番号(公開出願番号):特開平9-324581
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】ウィンドガラスを駆動するモータに供給される電源電圧が何らかの要因で一時的な急激な変動が生じても何かが挟持されていると誤検出することがないウィンドガラスの挟持有無検出装置を提供する。【解決手段】処理回路2は、モータMの回転速度に相対したパルス周期T0 のパルス信号S3を入力し、その時々のパルス信号S3のパルス周期T0 と平均パルス周期PO とで周期差分値△Sを求めるとともに、その時々の平均パルス周期PO から挟持判定のための基本しきい値POSを演算する。又、該処理回路2は、基本しきい値POSをバッテリBTからの電源電圧Bの変動に応じて補正する。そして、該処理回路2は、周期差分値△Sと基本しきい値POSとを比較し、ウィンドガラスの閉動作時において該ガラスにものが挟持されたかどうかを判定し、挟持されている時には駆動回路5を介してモータMを反転駆動させる。
請求項(抜粋):
ウィンドガラスを開閉動作させるモータ(M)に対して正逆転駆動させるためのバッテリ(BT)からの電源電圧(B)を供給する駆動回路(5)と、前記モータ(M)の回転速度に相対したパルス周期(T0 )のパルス信号(S3)を入力し、その時々のパルス信号(S3)のパルス周期(T0 )を求め、予め定めた過去の複数個のパルス周期(T1 〜TN )とで平均パルス周期(PO )を求め、その平均パルス周期(PO )とその時のパルス周期(T0 )とで周期差分値(△S)を求める周期差分値演算手段(2)と、前記その時々の平均パルス周期(PO )から挟持判定のための基本しきい値(POS)を演算する基本しきい値演算手段(2)と、前記周期差分値(△S)と前記基本しきい値(POS)とを比較し、ウィンドガラスの閉動作時において該ガラスにものが挟持されたかどうかを判定し、挟持されている時には前記駆動回路(5)を介して前記モータ(M)を反転駆動させる判定手段(2)ととからなるウィンドガラスの挟持有無検出装置において、前記基本しきい値(POS)を前記バッテリ(BT)からの電源電圧(B)の変動に応じて補正する補正手段(2)を備えたウィンドガラスの挟持有無検出装置。
IPC (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17
FI (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 C ,  B60J 1/17 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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