特許
J-GLOBAL ID:200903057906473426

電気絶縁油の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095425
公開番号(公開出願番号):特開平9-279160
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 従来の溶剤脱蝋法で得られる電気絶縁油が有する優れた酸化安定性、電気特性を維持したままで、製造工程を簡略化すること。【解決手段】 (a)〜(c)の各工程を有する、電気絶縁油の製造方法(a)原油から蒸留分離した沸点範囲250〜500°Cの第1鉱油留分を、処理操作(i)、(ii)、又は(ii)、(i)の順で処理し、第1の精製鉱油を得る。(i)ゼオライト触媒を用いて、温度300°C〜430°Cの範囲で水素化脱蝋する操作。(ii)水素化精製触媒を用いて、温度320°C〜380°Cの範囲で水素化処理する操作。(b)原油から蒸留分離した沸点範囲220〜700°Cの第2の鉱油留分を、芳香族炭化水素を選択的に抽出する溶剤により、ラフィネート収率50〜90容量%の条件で溶剤抽出精製を行ない、ラフィネート油を回収して第2の精製鉱油を得る。(c)第1の精製鉱油と第2の精製鉱油を、99.5:0.5〜91.0:9.0(重量比)の割合で混合する。
請求項(抜粋):
下記(a)〜(c)の各工程により、電気絶縁油を製造することを特徴とする、電気絶縁油の製造方法。(a)(i)原油から蒸留分離した沸点範囲250〜500°Cの第1鉱油留分を、ゼオライト触媒を用いて、温度350°C〜430°Cの範囲で水素化脱蝋し、続いて(ii)水素化精製触媒を用いて、温度320°C〜380°Cの範囲で水素化精製処理することにより、スルフィド型硫黄分が50ppm以下であり、全硫黄分が0.01重量%以下であり、全窒素分が15ppm以下である第1の精製鉱油を製造する工程(b)原油から蒸留分離した沸点範囲220〜700°Cの第2の鉱油留分を、芳香族炭化水素を選択的に抽出する溶剤により、ラフィネート収率50〜90容量%の条件で溶剤抽出精製を行なうことにより、ラフィネート油を回収して第2の精製鉱油を製造する工程(c)前記第1の精製鉱油と前記第2の精製鉱油を、99.5:0.5〜91.0:9.0(重量比)の割合で混合する工程
IPC (9件):
C10G 67/04 ,  B01J 23/88 ,  B01J 29/40 ,  C10G 21/12 ,  C10G 45/04 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/12 ,  C10G 65/04 ,  H01B 3/20
FI (9件):
C10G 67/04 ,  B01J 23/88 M ,  B01J 29/40 M ,  C10G 21/12 ,  C10G 45/04 Z ,  C10G 45/08 Z ,  C10G 45/12 Z ,  C10G 65/04 ,  H01B 3/20 W
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 電気絶縁油及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-117615   出願人:株式会社ジャパンエナジー
  • 特開昭57-025387
  • 特開昭59-024791
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