特許
J-GLOBAL ID:200903057910465268

アダプティブアンテナ装置及び無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-225286
公開番号(公開出願番号):特開2008-086009
出願日: 2007年08月31日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】任意の方位角の到来波にビームを形成しかつ任意の方位角の干渉波にヌルを形成することができるアダプティブアンテナ装置を提供する。【解決手段】携帯無線通信装置100-1は、2つの受信回路部分と、3つアンテナ素子20a,20b,20cとを備え、これらのアンテナ素子はそのうちの2つを含みかつ互いに異なる方向に配列された複数のアレーを構成する。アンテナ切り換え回路1は、いずれかのアレーに含まれる各アンテナ素子を各受信回路部分に接続する。各受信回路部分は、接続されたアンテナ素子で受信された無線周波信号の振幅及び位相を調整して出力し、出力された各信号は合成器11によって合成される。コントローラ10は、所望波方向にビームを有しかつ干渉波方向にヌルを形成するように各受信回路部分を適応的に制御し、信号品質を向上させるようにアンテナ切り換え回路1を制御して複数のアレーを適応的に切り換えさせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
無線周波信号の振幅及び位相のうちの少なくとも一方を調整し、調整後の受信信号をそれぞれ出力する複数M個の受信回路と、 M個よりも多数のN個のアンテナ素子と、 上記N個のアンテナ素子のうちのM個のアンテナ素子を上記M個の受信回路にそれぞれ接続するアンテナ切り換え手段と、 上記各受信回路からそれぞれ出力されたM個の受信信号を合成する合成器と、 上記合成された受信信号の信号品質を判定する信号品質判定手段と、 上記アンテナ切り換え手段及び上記各受信回路を制御する制御手段とを備えたアダプティブアンテナ装置であって、 上記N個のアンテナ素子は、上記N個のアンテナ素子のうちのM個のアンテナ素子をそれぞれ含む複数組の部分アレーアンテナを構成し、任意の1組の部分アレーアンテナに含まれるいずれか2つのアンテナ素子の給電点を結ぶ直線は、他の任意の1組の部分アレーアンテナに含まれるいずれか2つのアンテナ素子の給電点を結ぶ直線とは異なる方向を有し、 上記制御手段は、 上記各受信回路に接続された各アンテナ素子でそれぞれ受信された無線周波信号に基づいて、上記各無線周波信号の振幅及び位相のうちの少なくとも一方を調整することにより、所望波方向にビームを有しかつ干渉波方向にヌルを有する放射パターンを形成するように上記各受信回路を適応的に制御し、 上記各受信回路を適応的に制御したときの上記判定された信号品質を向上させるように、上記アンテナ切り換え手段を適応的に制御して上記複数組の部分アレーアンテナのうちのいずれか1組の部分アレーアンテナに含まれる各アンテナ素子を上記各受信回路に接続することを特徴とするアダプティブアンテナ装置。
IPC (4件):
H01Q 3/26 ,  H01Q 3/24 ,  H04B 7/26 ,  H04B 7/10
FI (4件):
H01Q3/26 Z ,  H01Q3/24 ,  H04B7/26 B ,  H04B7/10 A
Fターム (19件):
5J021AA03 ,  5J021AB02 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021DB04 ,  5J021FA06 ,  5J021FA13 ,  5J021GA02 ,  5J021GA06 ,  5J021HA05 ,  5J021JA07 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD35 ,  5K067AA11 ,  5K067BB02 ,  5K067BB21 ,  5K067EE02 ,  5K067KK03
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (4件)
  • アダプティブアンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-322130   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭62-047222
  • 特開昭50-045547
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