特許
J-GLOBAL ID:200903057937547142

ペット寄生虫の治療・予防用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277367
公開番号(公開出願番号):特開平9-169644
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 ペットの寄生虫の治療および予防用組成物。効果が高く、使用が容易で、動物の体の一部に投与するだけで体全体に拡散し、乾燥し、しかも、乾燥後に毛皮の外観に影響を与えず、毛皮がべとつかない組成物。【解決手段】 a)〔化1〕の殺虫活性物質、b)結晶化阻害剤、c)誘電率が10〜35の有機溶媒、d)沸点が100 °C以下で誘電率が10〜40の有機補助溶媒とを含む直ちに使用可能な溶液の形の治療・予防用組成物【化1】
請求項(抜粋):
下記a)〜d)を溶液状態で含有するペット寄生虫の治療または予防用組成物:a) 〔化1〕で表される殺虫活性物質:【化1】(ここで、R1 はハロゲン原子、CNまたはメチル基を表し、R2 はS(O) n R3 、4,5-ジシアノイミダゾール-2- イルまたはハロアルキル基を表し、ここで、R3 はアルキルまたはハロアルキル基を表し、R4 は水素またはハロゲン原子を表すか、NR5 R6 、S(O) m R7 、C(O)R7 またはC(O)OR7 、アルキル、ハロアルキル、OR8 または-N=C(R9) (R10)を表し、ここで、R5 およびR6 はそれぞれ独立に水素原子、アルキル、ハロアルキル、C(O) アルキル、S(O) r CF3 、アシルまたはアルコキシカルボニル基を表すか、R5 とR6 とが一緒になって2価のアルキレン基を作り、このアルキレン基は酸素、硫黄のような2価のヘテロ原子を1つまたは2つを含むことができ、R7 はアルキルまたはハロアルキル基を表し、R8 はアルキル、ハロアルキル基または水素原子を表し、R9 はアルキル基または水素原子を表し、R10は単数または複数のハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シアノまたはアルキル等の基で置換されていてもよいフェニルまたはヘテロアリール基を表し、Yはハロゲン原子、ハロアルキルまたはハロアルコキシ基、例えば低級ハロアルコキシ基またはSF5 基を表し、ここで、?@ Yはフェニル環の2および6の位置でCNまたはNO2 になることができ、?@ フェニル環の2の位置の炭素は3価の窒素原子で置換でき、?B Yはフェニル環の4に位置でS(O) q CF3 になることができ、好ましくはハロアルキル、ハロアルコキシまたはSF5 であり、m、n、qおよびrは互いに独立に0、1または2の整数を表し、pは1、2、3、4または5、好ましくは1、2または3、特に3の整数であり、ただし、R1 がメチルの場合は、R3 がハロアルキルで、R4 がNH2 で、pが2で、6位にあるYがClで、4位にあるYがCF3 で、フェニル基の2位置にある炭素がNで置換されているか、R2 が 4,5- ジシアノイミダゾール-2- イルで、R4 がClで、pが3で、6位にあるYがClで、4位にあるYがCF3 で、フェニル基の2位にある炭素が=C-Clで置換されている) 、b) 結晶化阻害剤:この結晶化阻害剤は、下記 c) で定義される溶媒中に式(I) の化合物を10%(W/V) 、この結晶化阻害剤を10%添加した溶液Aの 0.3 ml をガラススライドに付け、20°Cで24時間放置した後にガラススライド上を肉眼で観察した時に、観察可能な結晶の数が10個以下、好ましくはゼロであり、c) 誘電率が10〜35、好ましくは20〜30である有機溶媒、d) 沸点が100 °C以下、好ましくは80°C以下で、誘電率が10〜40、好ましくは20〜30の乾燥促進剤となる有機共溶媒。
IPC (3件):
A61K 31/415 AFK ,  A01N 43/56 ,  A61K 31/44 AFD
FI (3件):
A61K 31/415 AFK ,  A01N 43/56 D ,  A61K 31/44 AFD
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (11件)
全件表示

前のページに戻る