特許
J-GLOBAL ID:200903057977092776

ホイールスリップコントロール装置を備えたハイドロリック式の車両ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313951
公開番号(公開出願番号):特開平9-175358
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 従来公知の車両ブレーキ装置の製造コストを低減することができる車両ブレーキ装置を提供する。【解決手段】 低圧ポンプ71がケーシング102と入口72と出口73とを有しており、ケーシング102,103の内部に、出口と入口とを接続する少なくとも1つの戻し流通路74が設けられており、該戻し流通路の横断面が、少なくとも1つの絞り75として働くために次のように寸法設定されており、すなわちこの場合低圧ポンプ71の出口73からの圧力媒体の妨げられた流出時に、かつ圧力媒体の規定の粘性と低圧ポンプ71の規定の駆動回転数とにおいて、少なくとも1つの絞り75によって規定された圧力媒体流によって、圧力が所望の値に制限されるようになっている。
請求項(抜粋):
制動時におけるホイールロックのおそれを回避するため及び自動的な制動を可能にするためにホイールスリップコントロール装置を備えたハイドロリック式の車両ブレーキ装置であって、ホイールスリップコントロール装置がマスタブレーキシリンダと少なくとも1つのホイールブレーキとの間に配置されており、ホイールスリップコントロール装置が、少なくとも1つの高圧ポンプと少なくとも1つのブレーキ圧調節弁装置とを有していて、さらに、自動的な制動運転時に少なくとも1つの高圧ポンプに圧力媒体を供給するために、歯列を備えたエレメントを有する低圧ポンプを備えていて貯え容器に接続されているポンプユニットと、低圧ポンプを駆動するモータとを有している形式のものにおいて、低圧ポンプ(71)がケーシング(102)と入口(72)と出口(73)とを有しており、ケーシング(102,103)の内部に、出口(73)と入口(72)とを接続する少なくとも1つの戻し流通路(74)が設けられており、該戻し流通路(74)の横断面が、少なくとも1つの絞り(75)として働くために次のように寸法設定されており、すなわちこの場合低圧ポンプ(71)の出口(73)からの圧力媒体の妨げられた流出時に、かつ圧力媒体の規定の粘性と低圧ポンプ(71)の規定の駆動回転数とにおいて、少なくとも1つの絞り(75)によって規定された圧力媒体流によって、圧力が所望の値に制限されるようになっていることを特徴とする、ホイールスリップコントロール装置を備えたハイドロリック式の車両ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (11件)
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