特許
J-GLOBAL ID:200903057996552990

雑音吸収具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310692
公開番号(公開出願番号):特開平8-167524
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 収容された磁性体の相対位置を正確に保持できる雑音吸収具【構成】 収容部12、14の側壁30、34には、ばね部46、50が形成されており、その先端には鈎状の係合爪52、54が設けられている。係合爪52、54は磁性体42a、42bの内周面56a、56bに係合しており、磁性体42a、42bは、ばね部44〜50によって径方向の移動を規制されている。さらに、ばね部46、50は、側壁32、36側から遠ざかる方向に沿って弾性変形されており、この弾性変形に応じた付勢力を磁性体42a、42bに及ぼしている。磁性体42a、42bは、ばね部44〜50の付勢力により側壁32、36に押し付けられている。これにより、磁性体42a、42b(=環状磁性体コア42)と収容部12、14(=磁性体ケース10)との軸方向の相対位置は正確に保持されている。
請求項(抜粋):
一対の磁性体を互いに接合状態として形成される環状磁性体コアと、前記環状磁性体コアの軸方向とほぼ直交する一対の端壁と前記環状磁性体コアの軸方向とほぼ平行に前記端壁間に配された周壁とを備えて前記磁性体の一方を収容する第1収容部と、該第1収容部と同様の端壁と周壁とを備えて前記磁性体の他方を収容する第2収容部と、前記第1収容部と前記第2収容部とを開閉自在に連結する連結部とを有する磁性体ケースとからなり、前記第1収納部と第2収納部とを閉鎖状態とした際には前記一対の磁性体が接合状態とされて前記環状磁性体コアが形成される雑音吸収具において、前記第1および第2収容部のそれぞれの前記一対の端壁の一方側に配されて前記磁性体を前記一対の端壁の他方に向かって付勢する第1の弾性部材と前記第1および第2収容部の一方の周壁側に配されて前記環状磁性体コアを前記第1および第2収容部の他方の周壁に向かって付勢する第2の弾性部材とのいずれか一方または双方を設けたことを特徴とする雑音吸収具。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-181106
  • ノイズ対策用部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-105543   出願人:株式会社村田製作所

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