特許

J-GLOBAL ID：200903058041490288

誘電体フィルタ

発明者： 山下 和郎 ,  勅使河原 治 ,  飯島 寛明
出願人/特許権者： 日本無線株式会社
代理人 (1件)： 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-192484
公開番号（公開出願番号）：特開平6-037505
出願日： 1992年07月20日
公開日（公表日）： 1994年02月10日
要約：

【要約】【目的】インピーダンス整合用入出力コンデンサ及びその保持用基板を設ける必要がなく,従って,小型化され,少い組立工数で量産可能な誘電体フィルタを提供する。【構成】上側誘電体基板101の下面および下側誘電体基板102の上面に1/4波長誘電体共振器内導体107a、107bを設ける。上側誘電体基板101の下面および下側誘電体基板102の上面に、さらに入力用導体108aおよび出力用導体108bをそれぞれ設ける。入力用導体108aおよび出力用導体108bは1/4波長誘電体共振器内導体107a、107bの開放端側の側面Sとそれぞれ対向し、この側面Sとは所定の間隔d離れてそれぞれ設けられており、1/4波長誘電体共振器内導体107a、107bとそれぞれ平行平板コンデンサを形成している。前記のような上側誘電体基板101の下面および下側誘電体基板102の上面を貼り合わせて誘電体フィルタを構成する。

請求項（抜粋）：

接地用導体が上面に設けられた上側誘電体基板と、接地用導体が下面に設けられ、前記上側誘電体基板と貼り合わせられた下側誘電体基板と、前記上側誘電体基板の下面または前記下側誘電体基板の上面の少なくとも一方の面上に設けられそれぞれ開放端側と短絡側とを有する複数の誘電体共振器内導体を備える誘電体フィルタにおいて、前記複数の誘電体共振器内導体と同一平面上であって、前記複数の誘電体共振器導体のうち入力用誘電体共振器内導体の開放端側と所定の間隔離れて設けられた入力用導体と、前記複数の誘電体共振器内導体と同一平面内であって、前記複数の誘電体共振器内導体のうち出力用誘電体共振器内導体の開放端側と所定の間隔離れて設けられた出力用導体と、を有することを特徴とする導電体フィルタ。

IPC (3件)：

H01P 1/203 ,  H01P 1/205 ,  H01P 5/08

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平4-072804
  
• 積層型誘電体フィルター
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-358918   出願人：日本碍子株式会社