特許
J-GLOBAL ID:200903058059106671

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-273189
公開番号(公開出願番号):特開2008-088945
出願日: 2006年10月04日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】機内に封入した潤滑油を有効に利用することで、予め封入する潤滑油量の低減を図る。【解決手段】スクロール型圧縮機1のハウジング2は、リヤハウジング3とフロントハウジング4とを有する。そして、ハウジング2内には、固定側基板51に固定側渦巻壁53を形成した固定スクロール部材50と、固定側渦巻壁53に噛み合わされる可動側渦巻壁62を可動側基板61に形成した可動スクロール部材60とが配置されている。また、ハウジング2内には、冷媒ガスが吐出される吐出室110と、油分離室112と、貯油室111とが区画されている。吐出室110と貯油室111を仕切るリヤ側突出壁101には、吐出室110側から貯油室111側へ凹んだ凹部が形成され、凹部に対応するリヤ側突出壁101に吐出室110と貯油室111とを連通させる貫通孔132を設けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハウジング内には、固定側基板に固定側渦巻壁を形成した固定スクロールと、前記固定側渦巻壁に噛み合わされる可動側渦巻壁を可動側基板に形成した可動スクロールとが配置されており、前記可動スクロールの公転運動により、前記固定側渦巻壁と前記可動側渦巻壁との間に区画された圧縮室が容積を減少しながら移動されてガスの圧縮が行われるスクロール型圧縮機であって、 前記ハウジング内には、前記圧縮室で圧縮された圧縮後の冷媒ガスが吐出される吐出室と、前記吐出室にガス流通路を介して接続されると共に前記ガス流通路を介して導入した前記圧縮後の冷媒ガスから潤滑油を分離する油分離器を配置した油分離室と、前記油分離室に油供給路を介して接続されるとともに前記吐出室の下方に配置される貯油室とが、隔壁により互いの室が隔てられるように区画されており、 前記吐出室と前記貯油室とを隔てる隔壁には、前記吐出室側から前記貯油室側へ凹んだ凹部を形成し、該凹部に対応する隔壁に前記吐出室と前記貯油室を連通させる、又は前記凹部に対応する隔壁に前記吐出室と前記油分離室を連通させる前記潤滑油の戻し通路を形成したスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/02 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C29/02 361Z ,  F04C18/02 311Y
Fターム (16件):
3H029AA02 ,  3H029AA16 ,  3H029AB03 ,  3H029BB03 ,  3H029BB05 ,  3H029BB35 ,  3H029CC09 ,  3H029CC25 ,  3H029CC26 ,  3H029CC44 ,  3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039BB16 ,  3H039CC29 ,  3H039CC33
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-250382   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, 株式会社デンソー

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