特許
J-GLOBAL ID:200903058065859460

耐食性に優れた自動車排気系機器用フェライトステンレス鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-198158
公開番号(公開出願番号):特開平8-060243
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】自動車排ガスの凝縮液が存在する環境での優れた耐食性を有し、安価に表面光沢にも優れた自動車排気系機器用フェライト系ステンレス鋼板。【構成】重量%で、C:0.015、Si:0.5、Mn:0.5、S:0.002、N:0.020、Cu:0.80、Ni:0.80いずれも以下で、Cr:16.0〜20.0、Mo:0.3〜2.0、Nb:0.20〜0.60、残部Fe及び不可避的不純物からなるフェライトステンレス熱延鋼板または冷延鋼板を、軟化焼鈍、酸洗を行い、次いで圧下率0.5%以下のスキンパス圧延を行うことにより、圧延方向に対して直角方向での表面平均粗さRa値を0.2μm以下とした後に、40°C〜80°Cの温度範囲の硝酸10〜40%を含有する酸化性酸水溶液中に浸漬するか、または電解処理して鋼板表面の孔食電位を30°C、3.5%食塩水溶液中で350mV vs.SCE以上とすることにより、鋼板表面の不働態膜を強化する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.015 %以下、Si:0.5 %以下、Mn:0.5 %以下、S:0.002%以下、N:0.020 %以下、Cr:16.0〜20.0%、Mo:0.3 〜2.0 %、Cu:0 〜0.80%、Ni:0 〜0.80%、Nb:0.20〜0.60%、残部Fe及び不可避的不純物からなるフェライトステンレス熱延鋼板または冷延鋼板を、軟化焼鈍、酸洗を行い、次いで圧下率 0.5%以下のスキンパス圧延を行うことにより、圧延方向に対して直角方向での表面平均粗さRa値を 0.2μm 以下とした後に、40°C〜80°Cの温度範囲の硝酸10〜40%を含有する酸化性酸水溶液中に浸漬するか、または電解処理して鋼板表面の孔食電位を、30°C、 3.5%食塩水溶液中で350mV vs.SCE以上とすることにより、鋼板表面の不働態皮膜を強化することを特徴とする耐食性に優れた自動車排気系機器用フェライトステンレス鋼板の製造方法。
IPC (8件):
C21D 8/02 ,  C21D 7/04 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50 ,  C23G 1/08 ,  C25F 1/06 ,  F01N 7/16 ,  C21D 9/46
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る