特許
J-GLOBAL ID:200903072900846602

排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-066666
公開番号(公開出願番号):特開平6-041695
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 排ガスによる加熱を受け、亜硫酸イオンが存在する腐食環境下において優れた耐食性を示し、且つ良好な加工性及び高周波造管性をもつ排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼を得る。【構成】 この排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼は、C:0.015%以下,Si:0.1〜0.5%,Mn:0.4%以下,P:0.04%以下,S:0.01%以下,Ni:0.6%以下,Cr:18〜23%,Mo:1.3〜2.5%,Cu:0.1〜0.3%,Nb:0.1〜0.6%,Ti:0.05〜0.3%,Al:0.01〜0.3%及びN:0.02%以下を含み、C+N≦0.03%及びNb+Ti≧7(C+N)+0.15の関係が成立している。更に、P=5Ti+20(Al-0.01)≧1.0が好ましい。フェライト系ステンレス鋼製基材を焼鈍した後、硝酸中での電解処理及び硝酸-フッ酸の混合酸液中への浸漬処理を含む酸洗を施すと、最も濃縮している部分のAl量が基材のAl含有量の2倍以上になったAl濃縮皮膜が基材表面に形成される。
請求項(抜粋):
C:0.015重量%以下,Si:0.1〜0.5重量%,Mn:0.4重量%以下,P:0.04重量%以下,S:0.01重量%以下,Ni:0.6重量%以下,Cr:18〜23重量%,Mo:1.3〜2.5重量%,Cu:0.1〜0.3重量%,Nb:0.1〜0.6重量%,Ti:0.05〜0.3重量%,Al:0.01〜0.3重量%及びN:0.02重量%以下を含み、且つC+N≦0.03重量%及びNb+Ti≧7(C+N)+0.15の関係が成立していることを特徴とする排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50 ,  C23C 22/00 ,  C25D 11/34 301 ,  F01N 7/16
引用特許:
審査官引用 (9件)
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