特許
J-GLOBAL ID:200903058097190406

伝搬路推定器及びそれを用いた移動体受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308620
公開番号(公開出願番号):特開平8-167860
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】伝搬路推定値を求める際に、時間平均を用いずにノイズの抑圧を行って伝搬路推定値の精度を向上させる。【構成】第2拡散符号系列と受信したベースバンド信号の同相成分及び直交成分との相関をそれぞれ実数部及び虚数部とする複素相関信号(β・exp(jφ)+N2)を出力する第1相関器13aと当該複素相関信号が入力されるローパスフィルタ13bとを設けて伝搬路推定器を構成する。この際、伝搬路推定値(β・exp(jφ))における振幅β及び位相の周波数特性は最大ドップラー周波数により抑えられ、かつ、この時ノイズ(N2)の周波数帯域が伝搬路推定値に比べ高いことを利用して、最大ドップラー周波数まで一定振幅で、一定遅延の周波数特性を有するローパスフィルタ13bに複素相関信号を入力させて伝搬路特性に影響を与えることなくノイズを除去又は抑圧する。これにより正確なする伝搬路推定値を得ることができる。
請求項(抜粋):
受信信号の伝搬路特性における伝搬路推定値を出力する伝搬路推定器において、前記受信信号と第1の符号系列との相関演算を行い、前記伝搬路特性を反映した伝搬路推定値と当該伝搬路推定値より高い周波数成分を持つ信号との和で表される複素相関信号を出力する第1相関器と、該複素相関信号が入力されて、当該信号の高調波成分を除去又は抑圧するローパスフィルターとを有してなる、ことを特徴とする伝搬路推定器。
IPC (3件):
H04B 1/10 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/26
引用特許:
審査官引用 (1件)

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