特許

J-GLOBAL ID：200903058101902807

フォールト・トレラント・データ処理システムとその方 法

発明者： 沖 文郎
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-040950
公開番号（公開出願番号）：特開平10-240555
出願日： 1997年02月25日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】フォールト・トレラント・システムは装置構成が特殊で、そのアプリケーションプログラムの開発が容易ではない。【解決手段】フォールト・トレラント機能を持たないデータ処理装置(PU)と外部記憶装置をフォールト・トレラント機能を有するフォールト・トレラント機能部(FTU)と組み合わせて一つの系を構成し、各系のFTU相互を通信手段で接続して三重化構成のシステムを構築する。前位装置から入力する入力メッセージは各系のPUに分配され、各系のPUで処理された出力メッセージを多数決論理を用いて比較することにより障害の有無の判定を行い、障害と判定された系では処理を中断する。処理の再開時には、アクト系の外部記憶装置と自系の外部記憶装置間でデータコピーを行い、その後に両系でPUのアプリケーションプログラムを再起動する。

請求項（抜粋）：

三つの系で構成されるフォールト・トレラント・データ処理システムであって、第1及び第2の系は、それぞれ、フォールト・トレラント機能を持たないデータ処理装置と、フォールト・トレラント機能を持たない外部記憶装置と、当該データ処理装置と外部記憶装置とを接続収容し,前位装置との間のデータの入出力インタフェースを有するフォールト・トレラント機能を備えたフォールト・トレラント機能部とで構成され、第3の系は、フォールト・トレラント機能を持たないデータ処理装置と、フォールト・トレラント機能を持たない外部記憶装置と、当該データ処理装置と外部記憶装置とを接続収容したフォールト・トレラント機能を備えたフォールト・トレラント機能部とで構成され、各系の前記フォールト・トレラント機能部は、通信手段により他系のフォールト・トレラント機能部と相互に接続されていることを特徴とするフォールト・トレラント・データ処理システム。

IPC (2件)：

G06F 11/18 310 ,  G06F 11/16 310

FI (2件)：

G06F 11/18 310 E ,  G06F 11/16 310 G

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 並列計算機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-285398   出願人：富士通株式会社
• マルチプロセッサ計算機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-160866   出願人：三菱電機株式会社
• 特開平1-279332
  
• 特開平4-241038