特許
J-GLOBAL ID:200903058139225655

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151368
公開番号(公開出願番号):特開平8-021381
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 非対称渦巻形式としながら第1及び第2圧縮室A,Bの圧縮比を同じとし、かつ、逆流損失少なく、過圧縮の防止ができ、効率向上を図る。【構成】 固定スクロール2の渦巻体2bと可動スクロール3の渦巻体3bとを非対称とし、可動スクロール3の渦巻体巻始め側に、第1及び第2圧縮室A,Bの圧縮比を同じにする圧縮比調節用切欠き13を設け、かつ、固定スクロール2の渦巻体巻始め側に、第2圧縮室Bの吐出タイミングを早める吐出タイミング修正用切欠14を設け、かつ、吐出ポート10を拡大形状とした。
請求項(抜粋):
鏡板と渦巻体とをもつ固定スクロール(2)と可動スクロール(3)とを渦巻体同士を噛合わせると共に、前記固定スクロール(2)における渦巻体の巻終り端部(C)を、この巻終り端部(C)から前記可動スクロール(3)における渦巻体の巻終り端部(D)に対向する部位に延長したスクロール圧縮機において、前記可動スクロール(3)及び固定スクロール(2)の少なくとも一方の巻始め側に、前記固定スクロール(2)の渦巻体内側壁面と、可動スクロール(3)の渦巻体外側壁面とで形成する第1圧縮室(A)の吐出開始角度と、前記固定スクロール(2)の渦巻体外側壁面と可動スクロール(3)の渦巻体内側壁面とで形成する第2圧縮室(B)の吐出開始角度とをずらせて、前記第1及び第2圧縮室(A)(B)での圧縮比を同一圧縮比に調節する圧縮比調節用切欠き(13)を設けると共に、前記固定スクロール(2)の渦巻体巻始め側に、前記第2圧縮室(B)の吐出開始角度を、前記切欠き(13)により前記第1圧縮室(A)での圧縮比に合わせて調節した前記吐出開始角度より早める吐出タイミング修正用切欠き(14)を設け、かつ、吐出ポート(10)を前記吐出タイミング修正用切欠き(14)に沿った拡大形状としていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/10 331
引用特許:
審査官引用 (2件)

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