特許
J-GLOBAL ID:200903058142441652

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208462
公開番号(公開出願番号):特開平10-046138
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】高分子蛍光体を用い、高輝度、高発光効率、低駆動電圧で、空気中の酸素や水分による陰極材料の劣化しない有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を提供する。【解決手段】一方か両方が透明/半透明である一対の陽極および陰極間に発光層を有する有機EL素子において、発光層が固体状態で蛍光を有しポリスチレン換算の数平均分子量103 〜107 の高分子蛍光体を含み、高分子蛍光体が一般式1の繰り返し単位を全繰り返し単位の50モル%以上含み、陰極が少なくともCaとAlをAlに対してCaを0.1〜50wt%含む合金層からなり、陰極形成全金属に対してAlを50wt%以上含む有機EL素子。-Ar-CR=CR’- ・・・・・(1)〔Arは共役結合に関与するC4〜20からなるアリーレン基または複素環基、R、R’は独立に水素、C1〜20のアルキル基、C6〜20のアリール基、C4〜20の複素環基またはシアノ基を示す。〕
請求項(抜粋):
少なくとも一方が透明または半透明である一対の陽極および陰極からなる電極間に、少なくとも発光層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子において、該発光層が固体状態で蛍光を有し、かつポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 である高分子蛍光体を含み、該高分子蛍光体が下記一般式(1)で示される繰り返し単位を、全繰り返し単位の50モル%以上含み、かつ該陰極が少なくともカルシウムとアルミニウムを含む合金層からなり、該陰極を形成する金属全体に対してアルミニウムを50wt%以上含み、該合金層は、アルミニウムに対してカルシウムを0.1wt%以上50wt%以下含む合金からなることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。【化1】-Ar-CR=CR’- ・・・・・(1)〔ここで、Arは、共役結合に関与する炭素原子数が4個以上20個以下からなるアリーレン基または複素環化合物基を示す。R、R’は、それぞれ独立に水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数4〜20の複素環化合物またはシアノ基から選ばれた基を示す。〕
IPC (5件):
C09K 11/06 ,  C08G 61/00 NLF ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22 ,  H05B 33/26
FI (5件):
C09K 11/06 Z ,  C08G 61/00 NLF ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22 ,  H05B 33/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
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