特許
J-GLOBAL ID:200903058163052001

グレーティング結合型面発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234395
公開番号(公開出願番号):特開平10-150242
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】放射モード光の発光パターンを理想に近付け、光ファイバ等との結合効率の向上をはかる。【解決手段】グレーティング結合型面発光レーザは、導波路領域の一部に導波光に対して2次以上の次数の回折格子115を有し、導波路領域に対して垂直な方向に光を取り出す。導波路領域のストライプ120の幅を中央付近で狭く形成することにより、回折格子115の位相をシフトさせ、放射モード光が導波方向のに沿った断面においてガウス分布を有するようにする。
請求項(抜粋):
半導体層活性層と、前記活性層を挟んで配設された、夫々第1及び第2導電型の第1及び第2半導体層と、前記第1及び第2半導体層に接続された第1及び第2電極と、前記活性層の発光から、前進波成分及び後退波成分を有する導波モード光を形成するための導波路と、前記導波路に配設された、前記導波モード光に対して2次以上の次数を有する回折格子と、前記回折格子により前記導波モード光が前記導波路に対して垂直な方向の放射モード光として、光出力部から出力されることと、前記回折格子の位相をシフトさせるための位相シフト手段と、前記位相シフト手段は、前記導波モード光の前記前進波成分及び後退波成分が、前記放射モード光として出力される際に、前記放射モード光の中心部分において互いに強め合うように干渉すると共に、前記放射モード光の両側部分において弱め合うように干渉することにより、前記放射モード光がガウス分布を有するように、前記回折格子の周期よりも長い距離に亘って且つ実質的に対称分布形状に配設されることと、を具備することを特徴とするグレーティング結合型面発光装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-233291
  • 特開昭64-084776
  • 半導体光集積素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303432   出願人:日本電気株式会社
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