特許
J-GLOBAL ID:200903058189231664

伝動用無端ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-375805
公開番号(公開出願番号):特開2001-193798
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 リンクチェーンによる引張りタイプのベルトであって、伝動効率が高くかつ比較的低コストで製造できるものでありながら、各ブロック及びピンがピッチ線近傍で順次シーブ側面に接触開始するようにして、シーブへの噛込みピッチを小さくして、静粛性の向上を図る。【解決手段】 無端ベルトのプーリへの噛込み時、例え各ブロック22,23が傾いた状態になっても、各ブロックは、ピッチ線(P-P)近傍において分割ピンと対応する所定範囲に形成された突出外側面45のみにてシーブ側面に接触する。これにより、リンクチェーンの1ピッチにおいて、第1及び第2のブロックの突出外側面45,45、1対の分割ピンの合計4箇所が順次シーブ側面に当接して、噛込みピッチが小さくなり、かつ多角形効果も少なくなる。
請求項(抜粋):
互に当接し得る転がり面を有する1対の分割ピンからなる多数のピンと、これらピンにて交互に連結されてリンクチェーンを構成する多数のリンクプレートと、前後方向にて互に接触し得る突部及び反対側に前記分割ピンを受入れる凹溝を有しかつ前後方向に前記リンクチェーンを貫通する透孔を有する第1及び第2のブロックと、を備えてなる伝動用無端ベルトにおいて、前記分割ピンはその左右両外側端面が、プーリのシーブ側面に接触し得る形状及び長さからなり、前記第1及び第2のブロックは、その左両外側面における前記分割ピンの外側端面に略々対応する位置において、左右方向に突出すると共に前記プーリのシーブ側面に接触し得る形状からなる突出外側面を有し、前記リンクチェーンの1ピッチにおいて前記1対の分割ピン及び第1及び第2のブロックの前記突出外側面の合計4箇所がシーブ側面に順次接触するように構成した、ことを特徴とする伝動用無端ベルト。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 伝動用無端ベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-257643   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭60-231045
  • 特開昭60-231045
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