特許
J-GLOBAL ID:200903058277869130
車両用交流発電機の固定子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096326
公開番号(公開出願番号):特開平11-299153
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、コイルエンド部の整列性を高めて、コイルエンド部を小さくでき、コイルエンド部の整形時のコイル素線間の干渉による傷や変形を軽減して絶縁不良の発生を抑え、品質および信頼性を高めることができる車両用交流発電機の固定子を得る。【解決手段】 各コイル素線4は、スロット2aから引き出された後、周方向の一側に向かって固定子鉄芯2の端面から軸方向の外方に離れるように延び、ついで径方向の内周側に折り返され、その後周方向の一側に向かって固定子鉄芯2の端面に接近するように延びて、コイル素線4が引き出されたスロット2aから周方向の一側に3スロット離れたスロット2a内に引き込まれるコイル形状に構成され、折り返し部およびその近傍で周方向に重なるように配列されている。
請求項(抜粋):
複数のスロットを有する固定子鉄芯と、コイル素線が所定回巻回され、複数の直線部と隣り合う直線部の端部間を連結するコイルエンド部とを有するコイルユニットを、該複数の直線部を所定スロット数毎に順次上記スロットに嵌め込み、該コイルエンド部を上記固定子鉄芯の端面から軸方向の外方に突出させて上記固定子鉄芯に組み込まれた複数相の固定子巻線とを備え、上記コイルエンド部を構成する各コイル素線は、上記スロットから引き出された後、上記固定子鉄芯の周方向の一側に向かって上記固定子鉄芯の端面から軸方向の外方に離れるように延び、ついで上記固定子鉄芯の径方向の内周側に折り返され、その後上記固定子鉄芯の周方向の一側に向かって上記固定子鉄芯の端面に接近するように延びて、該コイル素線が引き出されたスロットから上記固定子鉄芯の周方向の一側に所定スロット数離れたスロット内に引き込まれるコイル形状に構成され、かつ、毎極毎相の上記コイルエンド部を構成する全てのコイル素線は、上記コイル形状がほぼ同一に構成され、少なくとも上記コイル形状の折り返し部およびその近傍で上記固定子鉄芯の周方向に重なって配列されていることを特徴とする車両用交流発電機の固定子。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-037041
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整流子型回転電機の電機子コイル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-286287
出願人:日本電装株式会社
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特開平4-244752
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