特許
J-GLOBAL ID:200903058311432412

改良された薬物動態を有するFc-エリスロポエチン融合タンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  平山 孝二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-546058
公開番号(公開出願番号):特表2008-504008
出願日: 2004年12月22日
公開日(公表日): 2008年02月14日
要約:
本発明は、好ましくはFc部分に加えEPO部分に2、3の改変を含み、改善された薬物動態を有する、新規の高度にシアル酸化されたFc-EPO融合タンパク質を提供する。具体的には、Fc-EPOタンパク質は、延長された血清半減期及び増加したin vivo効能を有する。BHK細胞において合成されたFc-EPO融合タンパク質は、例えばNS/0細胞などの、他の細胞株で生成された対応するFc-EPO融合タンパク質と比べた場合、劇的に延長された血清半減期及び増加したin vivo効能を有する。
請求項(抜粋):
ヒンジ領域、CH2及びCH3ドメインを含むヒトIgG分子の二量体Fc部分、並びにヒトエリスロポエチン(EPO)から本質的になる、精製された二量体融合タンパク質であって、前記二量体Fc部分の各鎖は、そのC-末端でEPO分子のN-末端へ直接又はリンカーペプチドを介して連結しており、下記の特徴を有する前記二量体融合タンパク質: (i) 15〜28個のシアル酸残基を有することにより高度にシアル酸化されている;; (ii) 前記CH2領域がヒトIgG2に由来し、前記CH2領域中のGln-Phe-Asn-Ser配列内のPheおよびAsnがAlaおよびAsnで置換され、その結果前記CH2領域内に配列Gln-Ala-Gln-Serが形成されることによって前記CH2領域が改変されている;および、 (iii)CH3ドメインのC-末端近傍のLeu-Ser-Leu-Serアミノ酸配列が、Ala-Thr-Ala-Thrで置換されている。
IPC (8件):
C12N 15/09 ,  C07K 16/46 ,  C07K 14/505 ,  C12P 21/00 ,  C12Q 1/04 ,  A61K 38/22 ,  A61P 7/06 ,  A61P 7/00
FI (8件):
C12N15/00 A ,  C07K16/46 ,  C07K14/505 ,  C12P21/00 C ,  C12Q1/04 ,  A61K37/24 ,  A61P7/06 ,  A61P7/00
Fターム (48件):
4B024AA01 ,  4B024BA21 ,  4B024BA61 ,  4B024CA07 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ13 ,  4B063QR48 ,  4B063QR68 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QX01 ,  4B064AG18 ,  4B064AG26 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CE12 ,  4B064DA01 ,  4B064DA03 ,  4C084BA01 ,  4C084BA08 ,  4C084BA22 ,  4C084BA41 ,  4C084CA53 ,  4C084DB56 ,  4C084NA05 ,  4C084NA13 ,  4C084ZA512 ,  4C084ZA552 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA09 ,  4H045BA41 ,  4H045BA53 ,  4H045CA40 ,  4H045DA13 ,  4H045DA75 ,  4H045DA83 ,  4H045EA23 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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