特許
J-GLOBAL ID:200903058364997527

光学歪みが少なく、表面平滑性が良好な熱可塑性樹脂シートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131704
公開番号(公開出願番号):特開平11-320656
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 シートの全面において、複屈折率が100nm以下と少なく、また表面平滑性、平坦性が良好で反りが少ない光学用に適した熱可塑性樹脂シートを得る。【解決手段】シートを押出機(1)から挟圧ロール(2、3、5)、加熱炉(10)を通して製造するに際し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度A°Cに対して、第二挟圧ロール(3)からのシートの剥離部(4)の熱可塑性樹脂シートの表面温度B°CをA+20≦B≦A+80とし、第三挟圧ロール(5)からのシートの剥離部(6)から加熱炉導入部(11)迄の熱可塑性樹脂シートの表面温度C°CをA-20≦C≦A+20とし、加熱炉出口部(12)での熱可塑性樹脂シートの表面温度D°CをA-100≦D≦A-50とする。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を押出機(1)から押出し、第一挟圧ロール(2)、第二挟圧ロール(3)、第三挟圧ロール(5)により挟み込み、更に内部に移送ロールを有する温度勾配のついた加熱炉(10)を通して製造される熱可塑性樹脂シート(14)であって、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度A°Cと、第二挟圧ロール(3)からのシートの剥離部(4)の熱可塑性樹脂シートの表面温度B°Cと、第三挟圧ロール(5)からのシートの剥離部(6)から加熱炉導入部(11)迄の熱可塑性樹脂シートの表面温度C°Cと、加熱炉出口部(12)での熱可塑性樹脂シートの表面温度D°Cとが、下式1〜3の関係を満足する条件下で製造され、光学的歪みが100nm以下の、表面平滑性の高い事を特徴とする熱可塑性樹脂シート。【数1】【数2】【数3】
IPC (4件):
B29C 47/88 ,  B29C 71/02 ,  B29K101:12 ,  B29L 7:00
FI (2件):
B29C 47/88 Z ,  B29C 71/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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