特許
J-GLOBAL ID:200903058393019259

ジエンゴムの気相製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099537
公開番号(公開出願番号):特開平8-283323
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【課題】 ジエンゴムを気相中で製造する方法。【解決手段】 希土類化合物を基にした触媒系の存在下で最初にジエン類またはジエン混合物を1ミリバールから50バールの圧力下0から150°Cの温度で重合させることで70から180ムーニー単位のムーニー粘度ML(1+4’、100°C)を示す注ぎ込み可能なジエンゴムを得た後、この得られた注ぎ込み可能なジエンゴムに、10から70ムーニー単位のムーニー粘度が得られるまで、化学および熱分解反応を受けさせることにより、ジエンゴムを気相中で製造する。
請求項(抜粋):
ジエンゴムを気相中で製造する方法であって、第一段階で、ジエン類またはジエン混合物を、A)以下の式:【化1】およびMX3-y供与体(IV)に相当する、希土類のアルコラート(I)、希土類のカルボン酸塩(II)、希土類とジケトン類の錯体化合物(III)および/または希土類のハロゲン化物と酸素供与体化合物もしくは窒素供与体化合物の付加化合物(IV)、B)式(V)-(VIII)【化2】に相当するアルミニウムトリアルキル、水素化ジアルキルアルミニウムおよび/またはアルモキサン、[式中、Mは、57から71の原子番号を有する希土類由来の三価元素を表し、Rは、同一もしくは異なり、1から10個の炭素原子を有するアルキル基を表し、Xは、塩素、臭素またはヨウ素を表し、yは、1から6を表し、nは、1から50を表す]C)さらなるルイス酸、およびD)10m2/g以上の比表面積(BET)および0.3から15mL/gの細孔容積を有する不活性な粒子状無機固体物質、を含んでいて成分Aと成分Bのモル比が1:1から1:1000であり、成分Aと成分Cのモル比が1:0.4から1:15でありそして成分D100g当たりに用いる成分Aの量が0.1ミリモルから1モルである触媒の存在下、1ミリバールから50バールの圧力下0から150°Cの温度で重合させることで、70から180ムーニー単位のムーニー粘度ML(1+4’、100°C)を有する注ぎ込み可能なジエンゴムを得、そして第二段階で、この得られた注ぎ込み可能なジエンゴムに、10から70ムーニー単位のムーニー粘度ML(1+4’、100°C)が得られるまで、化学または熱分解反応を受けさせることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C08F 4/52 MFC ,  C08F 2/34 MCH ,  C08F 36/00
FI (3件):
C08F 4/52 MFC ,  C08F 2/34 MCH ,  C08F 36/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 粘着性ポリマーの改良された製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353257   出願人:ユニオン・カーバイド・ケミカルズ・アンド・プラスティックス・テクノロジー・コーポレイション
  • 特開平3-122103
  • 特開昭55-066903

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