特許
J-GLOBAL ID:200903058484645098

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-073194
公開番号(公開出願番号):特開2004-279295
出願日: 2003年03月18日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】熟練技能と長時間の調整を要することなく残留トルクを操舵制御に支障のないレベルまで容易に減少させることができ、低コスト化で性能の安定したパワーステアリング装置を提供する。【解決手段】トリガー信号が入力されると、CPU31は、ROM33から初期設定プログラムを読込み、以下の手順で実行する。1、操舵用ハンドル1を中立位置から、アシストモータ20を用いてハンドル軸線周りの一方向に所定角度回転、停止させた第一位置において、残留トルクを含む形で第一のトルク値を検出。2、操舵用ハンドル1を中立位置から他方向に同一角度回転、停止させた第二位置において、残留トルクを含む形で第二のトルク値を検出。3、第一及び第二のトルク値の平均値を求め正負の残留トルクを相殺し、平均値を一対のレゾルバ12,12の原点位置の差による初期トルクと定める。4、初期トルクを操舵トルクの補正値としてデータ記憶領域33bに記憶する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
操舵用ハンドルを介してハンドル軸に与えられる操舵トルクを、トーションバー及びその軸線方向に離間して設置された一対の角度検出センサを備えるトルク検出手段により検出し、その操舵トルクに対応した駆動力を補助動力発生手段から操舵輪に付与するようにしたパワーステアリング装置において、 前記操舵用ハンドルを操舵方向の中立位置に静止保持した状態から、前記補助動力発生手段を用いてその操舵用ハンドルをハンドル軸線周りの一方向に所定角度回転運動させ停止させた第一位置において、前記操舵用ハンドルと前記トルク検出手段との間にヒステリシスとして現れる残留トルクを含む形で前記トルク検出手段により第一のトルク値を検出し、次に前記操舵用ハンドルを前記中立位置から他方向に同一角度回転運動させ停止させた第二位置において、同様に残留トルクを含む形で第二のトルク値を検出し、これら第一及び第二のトルク値の平均値を求めることにより正負の残留トルクを相殺し、求めた平均値を前記一対の角度検出センサの原点位置の差に主として起因する初期トルクと定める指令を発する初期トルク検出指令手段を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
IPC (2件):
G01L5/22 ,  B62D5/04
FI (2件):
G01L5/22 ,  B62D5/04
Fターム (6件):
2F051AA01 ,  2F051BA03 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA28 ,  3D033CA29
引用特許:
審査官引用 (4件)
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