特許
J-GLOBAL ID:200903058527195318

清浄性に優れた極低炭素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-286909
公開番号(公開出願番号):特開2007-092159
出願日: 2005年09月30日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】 脱酸生成物であるアルミナ系介在物が他の鋼種に比べて多い極低炭素鋼を製造するに当たり、脱酸生成物であるアルミナ系介在物を効率的に且つ安定して低減し、清浄性の高い極低炭素鋼を安定して製造する。【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記減圧下での脱炭精錬の終了後に、CaO粉の供給速度と金属Alの供給速度との比が下記の(1)式の範囲を満足するように、それぞれの供給速度を調整して金属AlとCaO粉とを同時に溶鋼へ添加して溶鋼を脱酸する。但し、(1)式において、QCaO はCaO粉の供給速度(kg/分)、QAlは金属Alの供給速度(kg/分)である。 1.6≦QCaO /QAl≦2.4...(1)【選択図】 図2
請求項(抜粋):
転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記減圧下での脱炭精錬の終了後に、CaO粉の供給速度と金属Alの供給速度との比が下記の(1)式の範囲を満足するように、それぞれの供給速度を調整して金属AlとCaO粉とを同時に溶鋼へ添加し、溶鋼を脱酸することを特徴とする、清浄性に優れた極低炭素鋼の製造方法。 1.6≦QCaO /QAl≦2.4...(1) 但し、(1)式において、QCaO はCaO粉の供給速度(kg/分)、QAlは金属Alの供給速度(kg/分)である。
IPC (5件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/10 ,  C21C 7/076 ,  C21C 7/072 ,  C21C 7/04
FI (6件):
C21C7/06 ,  C21C7/10 A ,  C21C7/076 A ,  C21C7/072 S ,  C21C7/04 B ,  C21C7/10 Z
Fターム (17件):
4K013AA07 ,  4K013BA02 ,  4K013BA08 ,  4K013CA02 ,  4K013CA13 ,  4K013CA15 ,  4K013CB04 ,  4K013CB09 ,  4K013CE01 ,  4K013CE05 ,  4K013CE07 ,  4K013EA03 ,  4K013EA19 ,  4K013EA36 ,  4K013EA39 ,  4K013FA02 ,  4K013FA04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 溶鋼の脱酸方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-202995   出願人:住友金属工業株式会社

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