特許
J-GLOBAL ID:200903058541160861
回り込みキャンセラ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-098598
公開番号(公開出願番号):特開2003-298548
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2003年10月17日
要約:
【要約】【課題】 回り込みキャンセラにおいて、追従性の向上とキャンセル可能な遅延時間の拡大とを両立させる。【解決手段】 入力信号から回り込み信号の複製を減じる減算器31と、回り込み信号の複製を生成するFIRフィルタ32と、減算器の出力からFIRフィルタ32の係数を生成するフィルタ係数生成部33bとを備え、フィルタ係数生成部33bでは、データキャリアを硬判定し再変調したものをリファレンスとして伝送路特性を算出し、伝送路特性からキャンセル残差を算出し、これをIFFTした結果に基づきFIRフィルタの係数を更新する。
請求項(抜粋):
受信信号を同一の周波数で再送信する場合に発生する送受信アンテナ間の回り込みを除去する回り込みキャンセラであって、入力信号から回り込み信号の複製を減じる減算器と、推定された回り込みのインパルス応答をタップ係数とし、前記減算器の出力に前記タップ係数を畳み込み、回り込み信号の複製を生成するFIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタと、前記減算器の出力を用いて、回り込みの伝送路特性を推定し、前記FIRフィルタの係数を生成するフィルタ係数生成部とを備え、前記フィルタ係数生成部は、時間領域の信号である前記減算器の出力を周波数領域の信号へと変換するFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)手段と、前記FFT手段の出力に含まれるパイロットキャリアを規定の振幅と位相を有するパイロット信号で除することにより、前記パイロットキャリアに対する伝送路特性を推定する第一の複素除算手段と、前記第一の複素除算手段の出力を補間し、信号帯域全体に対する伝送路特性を推定する第一の補間手段と、前記FFT手段の出力を前記第一の補間手段の出力で除することにより、伝送路歪の影響を補償する第二の複素除算手段と、前記第二の複素除算手段の出力を各々のキャリアの変調方式に応じた閾値群で弁別する判定手段と、前記判定手段の出力を各々のキャリアに応じた変調方式で再度変調する変調手段と、前記FFT手段の出力を前記変調手段の出力で除することにより、信号帯域全体に対する伝送路特性を推定する第三の複素除算手段と、前記第三の複素除算手段の出力を用いて、キャンセル残差を算出する残差算出手段と、前記残差算出手段の出力を、時間領域の信号に変換するIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)手段と、前記IFFT手段の出力から、前記FIRフィルタの係数を生成する係数更新手段とからなることを特徴とする回り込みキャンセラ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
5K022DD01
, 5K022DD13
, 5K022DD18
, 5K022DD19
, 5K022DD23
, 5K022DD33
, 5K046AA05
, 5K046BB00
, 5K046HH18
, 5K046HH42
, 5K046HH47
, 5K046HH53
, 5K046HH76
引用特許:
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