特許
J-GLOBAL ID:200903058547130921

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-235628
公開番号(公開出願番号):特開2004-075770
出願日: 2002年08月13日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】高剛性、軽量化、光高反射性、遮光性といった薄肉の光反射素子に求められる機能、並びに耐衝撃性などの機械的特性に優れた熱可塑性樹脂組成物、およびそれからなる成形品を提供する。【解決手段】芳香族ポリカーボネート、アクリルゴム基質および/またはオレフィンゴム基質に該ゴム基質と共重合可能な少なくとも1種の単量体化合物を共重合してなるゴム質共重合体、結晶構造を有する板状および/または繊維状の無機充填材並びに二酸化チタンからなる樹脂組成物であって、真密度をρ(g/cm3)、曲げ弾性率をf(MPa)としたとき、曲げ剛性の指標(f/ρ3)の値が1,100〜2,000の範囲、厚さ2mmの平滑平板状成形品の、波長450〜850nmにおける光線反射率の最小値が80%以上、厚さ1mmの平板状成形品の全光線透過率が1%以下であることを特徴とする光高反射性熱可塑性樹脂組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
芳香族ポリカーボネート(A成分)、アクリルゴム基質および/またはオレフィンゴム基質に該ゴム基質と共重合可能な少なくとも1種の単量体化合物を共重合してなるゴム質共重合体(B成分)、結晶構造を有する板状および/または繊維状の無機充填材(D成分)並びに二酸化チタン(E成分)からなる樹脂組成物であって、 (i)該樹脂組成物100重量%中、上記B成分のゴム基質は4〜20重量%であり、 (ii)該樹脂組成物のJIS K7112に準拠する方法により23°Cで測定された真密度をρ(g/cm3)、ASTM D790に準拠する方法により試験片厚み6.4mmおよび測定温度23°Cで測定された曲げ弾性率をf(MPa)としたとき、曲げ剛性の指標(f/ρ3)の値が1,100〜2,000の範囲にあり、 (iii)該樹脂組成物の厚さ2mmの平滑平板状成形品における、波長450〜850nmにおける光線反射率の最小値が80%以上であり、かつ (iv)該樹脂組成物の厚さ1mmの平滑平板状成形品における、JIS K7361-1に従い測定した全光線透過率が1%以下である ことを特徴とする光高反射性熱可塑性樹脂組成物。
IPC (8件):
C08L69/00 ,  C08K3/04 ,  C08K3/22 ,  C08K7/00 ,  C08L25/04 ,  C08L51/06 ,  C08L53/00 ,  G02B5/10
FI (8件):
C08L69/00 ,  C08K3/04 ,  C08K3/22 ,  C08K7/00 ,  C08L25/04 ,  C08L51/06 ,  C08L53/00 ,  G02B5/10 C
Fターム (30件):
2H042DA01 ,  2H042DA06 ,  2H042DA11 ,  2H042DC11 ,  2H042DC12 ,  2H042DE01 ,  4J002BC02Y ,  4J002BN03X ,  4J002BN12X ,  4J002BP01X ,  4J002BP03X ,  4J002CG00W ,  4J002DA038 ,  4J002DE137 ,  4J002DE186 ,  4J002DE286 ,  4J002DJ036 ,  4J002DJ046 ,  4J002DJ056 ,  4J002DK006 ,  4J002DM006 ,  4J002FA016 ,  4J002FA046 ,  4J002FA066 ,  4J002FB086 ,  4J002FD016 ,  4J002FD097 ,  4J002FD208 ,  4J002GN00 ,  4J002GP00
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る