特許
J-GLOBAL ID:200903058568897882

タッチスクリーン画像スクロールシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津軽 進 ,  宮崎 昭彦 ,  笛田 秀仙
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-560652
公開番号(公開出願番号):特表2005-515530
出願日: 2002年12月13日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
ディスプレイスクリーンの垂直方向の表示寸法を超えた長さで延びるリストの電子画像表示は、指でスクリーンにタッチし、次いで指をスクリーン上において所望の方向に動かすことによって垂直方向に移動される。自然な態様で、上記表示された画像の移動の初期スピードは、スクリーンに沿った指の動きのスピードに対応する。ユーザの指がスクリーンから離れた時、当該システムは該離脱を感知し、その後、前記画像の垂直方向移動のスピードが制御されたレートで減速するのを可能にする。所与の位置で前記画像の運動を停止させるか、又は表示されている画像から選択をしたい場合、当該システムは、指がスクリーンと接触している時間の長さ及びその間に指が動かされた距離を計測して、選択が望まれているのか、又は画像の移動を停止することのみが望まれているのかを判断する。即ち、スクリーン上でのほんの僅か又は一切無い移動を伴う前記スクリーンとの短期間の接触、例えば500ms以下での接触は、意図された選択と識別される一方、ほんの僅か又は一切無い運動を伴うスクリーンとのより長い期間の接触は、選択をせずに画像の運動を停止する意図であると解釈することができる。
請求項(抜粋):
電子画像ディスプレイスクリーン; 前記ディスプレイスクリーンに結合され、該スクリーン上に情報を表示すると共に該スクリーンから対話型信号を入力するマイクロプロセッサ; 前記マイクロプロセッサに関連付けられて、該マイクロプロセッサのためのタイミング能力を提供するタイマ手段; 前記ディスプレイスクリーン上に表示することが可能なスクロール型データのソース; 前記マイクロプロセッサに結合されて該マイクロプロセッサに入力制御信号を供給するキーボード; 前記マイクロプロセッサと関連付けられて、前記ディスプレイスクリーンとの指のタッチ接触のスピード、方向及び持続時間を感知する指タッチプログラム命令; 前記マイクロプロセッサと関連付けられたスクロール運動プログラム命令であって、前記継続時間が第1の所与の予め設定された最小時間を超え、且つ、前記指のタッチの前記スクリーンからの離脱が続くような前記スクリーンの表面に沿った運動を伴う場合に、前記スクリーン上のスクロール型表示が前記感知された方向に前記感知された初期スピードでスクロールを開始されるように前記指のタッチ接触の持続時間に応答するスクロール運動プログラム命令; 前記マイクロプロセッサと関連付けられて、前記ディスプレイスクリーン上のスクロール移動量のレートを、運動が終了するまで所与のレートで減少させる時間減衰プログラム命令、並びに 前記マイクロプロセッサと関連付けられて、 (a)予め設定された最小時間よりも長い期間に渡って継続する前記スクリーンに対する実質的に静止した指のタッチ、及び (b)前記スクロール型データのソースから入力されたスクロール終了信号、 を含む信号群における何れかの信号の最初の発生において、前記スクリーン上の前記画像のスクロール移動を終了させる運動停止プログラム命令、 を有する運動停止プログラム命令、 を有する改良されたタッチスクリーン画像スクロールシステム。
IPC (1件):
G06F3/033
FI (1件):
G06F3/033 360B
Fターム (3件):
5B087AA10 ,  5B087DD03 ,  5B087DE06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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