特許
J-GLOBAL ID:200903058647409311

アクティブヘッドレスト用のヘッドレスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 竹中 一宣 ,  大矢 広文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-112069
公開番号(公開出願番号):特開2007-283860
出願日: 2006年04月14日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】従来のアクティブヘッドレスト装置では、衝突時に、頭部及び/又は頸部を保護するためにヘッドレストを上昇し、かつこの上昇ストロークを確保することを意図する。しかし、この構成では、この衝突時において、頭部及び/又は頸部の動きに追従するには、その上昇スピード、上昇距離において、幾分物足りないことが判明した。またこの構成では、二次災害の危険性があり、新たな問題を発生すると考えられる。従って、これらの改良と工夫が要求される。【解決手段】本発明のアクティブヘッドレストBは、シートバックのフレーム1に設けた各手段で構成されており、各手段は、フレーム1に枢支したフレーム1の前後方向に移動可能な連繋機構と、この連繋機構に設けたワイヤ24と係止部材並びに移動駒等との連繋を介してヘッドレスト44の上昇・前傾を図る構成であって、この上昇・前傾が瞬時に行われる特徴と、モジュール化を図ること。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ヘッドレストの上方への移動(上昇)と前方への傾斜(前傾)を司るアクティブヘッドレストのヘッドレスト装置を、シートバックのフレーム及び/又は中間部材に設けたヘッドレストブラケットと、このヘッドレストブラケットに挿嵌したヘッドレストサポートと、このヘッドレストサポートに遊嵌したヘッドレストステーと、このヘッドレストステーに設けたヘッドレストとで構成し、 このヘッドレストの上昇と前傾を、前記ヘッドレストステーの上昇と前傾を図る上昇・前傾機構で行う構成とし、 この上昇・前傾機構を、前記ヘッドレストステーに係止する前記フレーム及び/又は中間部材に設けた昇降装置と、この昇降装置の動きを解除するフレーム及び/又は中間部材に設けた係止装置と、前記昇降装置の動きを担持する駆動主体装置と、この駆動主体装置に一方を連繋し、その他方を前記昇降装置にそれぞれ連繋するワイヤ、懸架部材等の媒体手段とで構成し、 車輌に設けた加速度センサー、速度センサー等の衝突センサー、又は前記フレーム及び/又は中間部材に設けた駆動主体装置の指令で前記係止装置の昇降装置に対する係止を解除して昇降装置を作動し、この昇降装置の作動を介して前記ヘッドレストの上昇と前傾を図る構成としたアクティブヘッドレスト用のヘッドレスト装置。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/44
FI (2件):
B60N2/42 ,  B60N2/44
Fターム (2件):
3B087CD05 ,  3B087DE08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-021549   出願人:トヨタ紡織株式会社
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-184118   出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本発条株式会社
  • 自動車用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-107951   出願人:ダイハツ工業株式会社
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