特許
J-GLOBAL ID:200903058656581356
工作機械の移動軸の制御方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341664
公開番号(公開出願番号):特開平11-170117
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】テーパカット用の大ストロークのUV軸移動ユニットを備えた加工装置において、加工ヘッドが機体カバーや被加工物設置加工槽等と干渉するのを防止する。【解決手段】コラム3,4上に搭載され、X軸及びY軸にそれぞれ平行なU軸及びV軸方向の移動軸からなる補助軸ユニット5,6を具備し、補助軸ユニットの上にX-Y方向と直交するZ軸方向へ移動可能なZ軸ヘッド9を備えると共に、Z軸ヘッドに上側アーム11を設け、コラム4に下側アーム15を取り付けたワイヤカット放電加工機の移動軸の制御方法において; X軸とU軸及びY軸とV軸の座標位置をそれぞれ逐次加算して当該加算値を得るステップと; 加算値を予め設定された移動限界値と比較するステップと; 加算値の少なくとも1つが限界値に達したときは、X軸、Y軸、U軸及びV軸方向の移動軸の移動を停止するステップと; を順次実行する。
請求項(抜粋):
水平面上で直交するX軸及びY軸方向の移動軸からなる第1の座標系と、上記X軸及びY軸にそれぞれ平行なU軸及びV軸方向の移動軸からなる第2の座標系とを有し、上記第1の座標系の移動ユニット上に第2の座標系の移動ユニットが搭載され、第2の座標系の上にX軸及びY軸と直交するZ軸方向へ移動可能な加工ヘッドを備えた工作機械の加工ヘッドの移動軸制御方法において、上記移動軸を移動させているときまたは移動させる前に、上記第1の座標系と第2の座標系との平行な2組の軸(X軸とU軸、Y軸とV軸)の各組における各軸の座標位置を逐次加算して加算値を得るステップと、上記加算値を予め設定された上記各組の軸座標位置の和から成る移動限界値と比較するステップと、上記少なくとも1組の平行軸の上記逐次の加算値が上記移動限界値に達したときは、X軸、U軸、Y軸、及びV軸方向の移動を停止するか、または移動させないようにするステップと、を順次実行することを特徴とする工作機械の加工ヘッドの移動軸の制御方法。
IPC (5件):
B23H 7/02
, B23Q 5/40
, B23Q 5/58
, B23Q 11/00
, B23Q 15/013
FI (5件):
B23H 7/02 G
, B23Q 5/40 Z
, B23Q 5/58 D
, B23Q 11/00 C
, B23Q 15/013
引用特許: