特許
J-GLOBAL ID:200903058693370314
燃料改質装置及びそれを組み込んだエンジンシステム
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-036169
公開番号(公開出願番号):特開2004-244268
出願日: 2003年02月14日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】本発明は,天然ガスを触媒を用いて反応させて改質燃料に高効率で改質させ,エンジンを改質燃料で駆動する。【解決手段】一対の炭酸ガス吸着脱離室20,21は,排気ガス中の炭酸ガスを低温時に吸着し,高温時に脱離する吸着剤をコーティングした多孔質金属が配置され,隔壁32で互いに仕切られている。炭酸ガス吸着脱離室20,21の下流には,天然ガスを炭酸ガスを用いて触媒の存在下で改質する第1改質室22,次いで未改質の天然ガスを水蒸気を用いて触媒の存在下で改質する第2改質室23が配設されている。炭酸ガス吸着脱離室20,21,第1改質室22及び第2改質室23には,多孔質金属が配設され,熱交換効率を向上させている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
天然ガスを排気ガスの熱エネルギーを用いて改質燃料に変換し,前記改質燃料をエンジンに供給して燃焼させるエンジンシステムにおいて,前記排気ガス中の炭酸ガスを低温時に吸着し且つ高温時に脱離する吸着剤をコーティングした多孔質金属を配置した低温排気ガス通路と多孔質金属が配置された高温排気ガス通路とを隔壁で区画した複数個の室群から成る一対のパッケージを構成する第1と第2の炭酸ガス吸着脱離室,前記炭酸ガス吸着脱離室の下流側に配置された前記排気ガス中の前記炭酸ガスを用いて多孔質金属にコーティングされた第1触媒の存在下で前記天然ガスと前記炭酸ガスとを反応させて前記天然ガスを前記改質燃料に変換する触媒室でなる改質通路と多孔質金属から成る排気ガス通路を隔壁で区画された複数個の室群から成る第1改質室,及び前記第1改質室の下流に配置された外部からの水蒸気を用いて多孔質金属にコーティングされた第2触媒の存在下で前記天然ガスと前記水蒸気とを反応させて前記天然ガスを前記改質燃料に変換する触媒層でなる改質通路と多孔質金属から成る排気ガス通路を隔壁で区画された複数個の室群から成る第2改質室が設けられていることを特徴とする燃料改質装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
4G140EA03
, 4G140EA05
, 4G140EA06
, 4G140EB01
, 4G140EB18
, 4G140EB23
, 4G140EB44
, 4G140EC01
, 4G140EC02
, 4G140EC03
, 4G140EC08
引用特許:
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