特許
J-GLOBAL ID:200903058876519970

階層的動ベクトル検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250309
公開番号(公開出願番号):特開平7-107486
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】入力画像に複数の動きが含まれる場合でも,演算量を増加させることなく実際の動きを反映した動ベクトルを検出し,動き補償フレーム間符号化方式の符号化効率を改善することを目的とする。【構成】原画像100 から水平,垂直に1/m,1/nのサイズに縮小した縮小画像300 を作成し,小領域分割部400 によって動ベクトルを検出する単位のブロック301 に分割するとき,原画像100 でのブロック101 がk画素×jラインであれば,縮小画像300 のブロック301 のサイズをk/m画素×j/nラインとし,画像の縮小率と等しい割合で縮小したブロックサイズでブロックマッチングを行う。
請求項(抜粋):
原画像をk画素×jラインのブロックに分割し,それらのブロック毎に動ベクトルを検出する方法であって,原画像を水平,垂直方向に縮小係数m1 ,n1 を用いて1/m1 ,1/n1 (m1 ,n1 は任意の自然数)に縮小した画像を作成し,この縮小画像からさらに水平,垂直方向に縮小係数m2 ,n2 を用いて1/m2 ,1/n2 (m2 ,n2は任意の自然数)に縮小する操作を,縮小係数mc ,nc までc回(cは任意の自然数)繰り返した後,そのc回縮小した縮小画像cで動ベクトル検出を行い,検出された動ベクトルを水平,垂直方向にmc ,nc 倍(mc ,nc は縮小画像cの縮小係数)したベクトルを初期値として,(c-1)回の縮小画像(c-1)における初期値の周辺で動ベクトル検出を行い,その縮小画像(c-1)上で検出された動ベクトルを水平,垂直方向にmc-1 ,nc-1 倍したベクトルを初期値として,(c-2)回の縮小画像(c-2)における初期値の周辺で動ベクトル検出を行う操作を,原画像上での動ベクトル検出まで繰り返し,最終的な動ベクトルを検出する階層的動ベクトル検出方法において,縮小画像d(lは1≦d≦cを満たす整数)上での検出単位のブロックを,縮小画像を得る縮小係数m1 ,m2 ,...,md の積Md とn1 ,n2 ,...,nd の積Nd を用いて,k/Md 画素×j/Nd ラインのサイズに設定して初期値を求めることを特徴とする階層的動ベクトル検出方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-033286
  • 特開平2-224490
  • 特開平4-177992
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