特許
J-GLOBAL ID:200903058908814090
液体封入式マウント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200258
公開番号(公開出願番号):特開平9-025986
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 入力振動に対する優れた吸収・絶縁性と共に、エンジン起動時に生じるエンジンロールの低減を実現する。【構成】 エンジンの通常運転による車両走行時には、負圧アクチュエータ20によって、切換弁16をアイドルオリフィス4に対する閉塞位置に保持して、大振幅の振動が入力に対して封入液が複数のショックオリフィス3を移動することによる高減衰を発生させ、エンジンのアイドリング時には、負圧アクチュエータによって、切換弁16をショックオリフィス3及びアイドルオリフィス4の双方を開放する位置に保持して、アイドル振動の入力に対して、封入液が主として流動抵抗の小さいアイドルオリフィス4を流れることによる振動絶縁性を発揮し、エンジンの起動時には、切換弁16でショックオリフィス3及びアイドルオリフィス4の双方を閉塞させる位置に保持することによって、弾性体13の拡張弾性を大きくし、エンジンロールを有効に抑制する。
請求項(抜粋):
本体ケース(11)とボス(12)との間に一体的に設けられ円周方向に連続したエラストマからなる弾性体(13)と、前記本体ケース(11)に前記弾性体(13)と反対側で一体的に設けられたシート状のエラストマからなるダイアフラム(14)と、前記本体ケース(11)の内周に設けられて前記弾性体(13)側の主液室(1)と前記ダイアフラム(14)側の副液室(2)との間を仕切る仕切板(15)と、この仕切板(15)に形成されて前記両液室(1,2)を互いに連通し所要の流動抵抗を発生するショックオリフィス(3)及びこのショックオリフィス(3)よりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィス(4)と、前記アイドルオリフィス(4)のみに対する閉塞位置、ショックオリフィス(3)及びアイドルオリフィス(4)の双方に対する開放位置又は前記双方に対する閉塞位置に選択的に動作される切換弁(16)と、を備えることを特徴とする液体封入式マウント。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 13/00 630 F
, B60K 5/12 F
引用特許:
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