特許
J-GLOBAL ID:200903058934283345

回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  中井 俊 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-338666
公開番号(公開出願番号):特開2006-144992
出願日: 2004年11月24日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】 ナット20の雌ねじ部25にマスキングを施す事なく、このナット20をカバー13に対して固定した後に電着塗装を施しても、このナット20の雌ねじ部25に電着塗装による塗料を付着しにくくする。【解決手段】 上記ナット20を上記カバー13の貫通孔17部分に固定する以前に、このナット20に亜鉛メッキ処理を施しておく。そして、この亜鉛メッキ処理の施されたナット20を上記カバー13に固定してから、電着塗装を施す。このナット20には、その表面を被覆した亜鉛メッキ層により、上記電着塗装による塗料が付着しにくくできる。この為、上記雌ねじ部25にマスキングを施す必要がなくなり、上記課題を解決できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
静止側周面に静止側軌道を有し、使用時にも回転しない静止輪と、この静止側周面と対向する回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、この回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪と同心に固定された、その被検出面の特性を、円周方向に関して交互に変化させたエンコーダと、上記静止輪の一部に固定された金属製のカバーと、このカバーの一部に設けられた挿入孔と、この挿入孔を挿通した状態で上記カバーの一部に支持され、上記エンコーダの回転に伴って出力を変化させるセンサとを備え、上記センサはホルダに保持されており、このホルダは、上記センサを保持した状態で上記挿入孔に挿入する挿入部と取付フランジ部とを備えている回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記カバーのうち、上記挿入部を上記挿入孔に挿入した状態で上記取付フランジ部の一部が対向する部分に、上記カバーの内外両面を貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔部分でこのカバーに対し、上記取付フランジ部の一部をこのカバーに支持固定する為の金属製のナットが、このカバーのうちで上記貫通孔の内周面部分若しくはこの貫通孔の周囲部分との係合により固定され、上記取付フランジ部の一部に形成された通孔を挿通したボルトを上記ナットに螺合し更に緊締する事により、上記ホルダを上記カバーに対し支持固定しており、このナットは、このカバーの貫通孔部分に対し固定される以前にその表面に亜鉛メッキ処理を施されたものであり、このカバーは上記ナットを固定した後に電着塗装を施されたものである事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 41/00 ,  F16B 37/00 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/76
FI (4件):
F16C41/00 ,  F16B37/00 C ,  F16C19/18 ,  F16C33/76 A
Fターム (16件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BA02 ,  3J016CA03 ,  3J016CA07 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA73 ,  3J101DA05 ,  3J101EA78 ,  3J101FA44 ,  3J101GA02 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実開平7-31539号公報
  • 特許第3440800号公報
審査官引用 (4件)
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