特許
J-GLOBAL ID:200903058938670769

ポリフェニレンエーテルブレンドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-530078
公開番号(公開出願番号):特表平10-500448
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】本発明は、ポリマーブレンドおよびその調製方法に関する。本ブレンドは、a)ポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテル5〜95重量部、b)成分aと混和できない第2ポリマー95〜5重量部、およびc)ポリマーの相溶性を高める成分(相溶剤)を含む。本発明によれば、ポリマーの相溶性を高める成分が、成分aおよびbの全重量に対して0.1〜10%、好ましくは約1.5〜10%の式(I):Ai-Bj[式中、Aは、ポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテルのフェニル環と環-環相互作用できる3〜7員環基を少なくとも1つ含む基であり、Bは、極性基であり、iは、1〜20の整数であり、およびjは、0〜20の整数である。]で示される化合物Cの少なくとも1つを、iおよびjの合計は2以上である;化合物Cの融点が50°C以上およびその沸点が200°C以上(760mmHgにおいて)であり、および;成分Cが少なくとも部分的にポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテルを溶解できることを条件として含む。本発明によるポリマーブレンドは、加工性があり、その弾性率は、物質Cを含まず、同じ量の成分bによって置き換えたブレンドの弾性率より少なくとも10%高い。ポリマーブレンドは、繊維、コーティングおよびフィルムの調製に使用される。
請求項(抜粋):
a)ポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテル5〜95重量部、b)成分aと混和できない第2ポリマー95〜5重量部、c)上記のポリマーの相溶性を高める成分(相溶剤)を含むポリマーブレンドにおいて、ポリマーの相溶性を高める成分が、成分aおよびbの全重量に対して0.1〜10%の式: Ai-Bj (I)[式中、Aは、ポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテルのフェニル環と環-環相互作用できる3〜7員環基を少なくとも1つ含む基であり、Bは、極性基であり、iは、1〜20の整数であり、およびjは、0〜20の整数である。]で示される化合物Cの少なくとも1つを、 iおよびjの合計は2以上である; 化合物Cの融点が50°C以上およびその沸点が200°C以上(760mmHgにおいて)である、および 化合物Cが少なくとも部分的にポリ(2,6-ジメチル-1,4-フェニレン)エーテルを溶解できることを条件として、含むことを特徴とするポリマーブレンド。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る