特許
J-GLOBAL ID:200903059006461590

印刷モードごとに異なる検査用パターンを使用して行うドット記録位置ずれの調整値の決定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310400
公開番号(公開出願番号):特開2003-112414
出願日: 2001年10月05日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】【課題】 複数の印刷モードを有する印刷装置において、各印刷モードの印刷結果の品質を高める技術を提供する。【解決手段】 第1の印刷モードと、第1の印刷モードとはドット記録密度が異なる第2の印刷モードと、で双方向印刷を行う。そして、主走査の復路におけるインク滴の吐出タイミングを調整して、往路と復路のドット形成位置のずれを解消する。第1の印刷モードの調整値を定める際には、それぞれ調整候補値に対応するパッチT21〜T25をデータD1に基づいて印刷して、もっとも印刷結果の品質の高いパッチに対応する調整候補値を調整値とする。同様に、第2の印刷モードについても、データD2に基づいてパッチT31〜T35が印刷し、調整値を定める。データD1、D2が含む中ドットDmと小ドットDsの比率は、各印刷モードにおいてもっともドット形成位置ずれが目立ちやすい比率である。
請求項(抜粋):
複数種類のインク滴を吐出することができ、同じ種類のインク滴を使用する印刷モードであって前記使用するインク滴の使用比率が互いに異なる複数の印刷モードを有する印刷装置において、インク滴を吐出するノズルを有する印刷ヘッドと前記印刷媒体との少なくとも一方を移動させる主走査を行いつつ印刷を行う際の、主走査方向のドット形成位置ずれを減少させるための調整値を定める方法であって、(a)前記各印刷モードに応じた調整値パターンを印刷するためのパターンデータを前記各印刷モードに応じて準備する工程と、(b)前記印刷モードに対応する前記パターンデータと、複数の調整候補値とに基づいて、前記各調整候補値にそれぞれ対応する複数の前記調整値パターンを印刷媒体上に形成する工程と、(c)前記印刷媒体上に形成された複数の調整値パターンに基づいて、前記複数の調整候補値の中から前記調整値を選択する工程と、を含み、前記各印刷モードに応じた調整値パターンのうちの少なくとも一つは複数種類のドットで構成されるパターンであり、前記各調整値パターンを構成するドットの種類の比率は互いに異なっている、調整値決定方法。
Fターム (7件):
2C056EA06 ,  2C056EA07 ,  2C056EB27 ,  2C056EB59 ,  2C056EC77 ,  2C056EC80 ,  2C056FA11
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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