特許
J-GLOBAL ID:200903059024131297

自動車のブレーキペダル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004785
公開番号(公開出願番号):特開平11-198775
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 車両の前面衝突時にマスターバックのプッシュロッドを介してペダルアームに衝突荷重が作用するのを防止することができる自動車のブレーキペダル装置の提供を図る。【解決手段】 車両の前面衝突を検知すると、スペーサー17がペダルシャフト3から離脱しペダルアーム2と、マスターバック13のプッシュロッド14を連結したプッシュロッドレバー15と係合を切り離すので、プッシュロッド14がマスターバック13と共に後退移動してもプッシュロッドレバー14が空振り作動して、ペダルアーム2に衝突荷重が作用することはない。
請求項(抜粋):
ダッシュパネルに固定したペダルブラケットと、該ペダルブラケットに設けたペダルシャフトに回転自在に軸支されて後方への回動力が付勢されたペダルアームと、前記ペダルシャフトに回転自在に軸支されてマスターバックのプッシュロッドに連結したプッシュロッドレバーとを備えた構造において、 前記プッシュロッドレバーまたはペダルアームのどちらか一方をペダルシャフトの軸方向に摺動自在にし、これらペダルアームとプッシュロッドレバーの各軸部に形成したボス部端面に相互に係合する噛合部を形成すると共に、該噛合部の係合が外れる方向へプッシュロッドレバーまたはペダルアームを付勢し、かつ、常態でプッシュロッドレバーとペダルアームとの前記噛合部を係合するように位置決めさせると共に、車両の衝突時には衝突作用を検知してプッシュロッドレバーまたはペダルアームのどちらか一方がペダルシャフトの軸方向に沿って前記噛合部の係合が外れる方向へ移動するのを許容しうるスペーサー部材を設けて、常態にあっては前記ペダルアームとプッシュロッドとを一体に接続する一方、車両衝突時にはこれらペダルアームとプッシュロッドとを切り離すようにしたことを特徴とする自動車のブレーキペダル装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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