特許
J-GLOBAL ID:200903059055005109

硫酸含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187069
公開番号(公開出願番号):特開平9-029253
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 硫酸含有排水にカルシウム化合物を添加して生成した不溶化物を膜分離処理するに当り、膜の目詰りや膜の損傷を防止する。【解決手段】 第1反応槽1でCa(OH)2 を添加してpH4.0〜6.0とし、第2反応槽2でCa(OH)2 を添加してpH6.5〜8.5とした後、MF又はUF膜分離処理する。【効果】 第1反応槽1でpH4.0〜6.0とすることにより、適当な反応速度で適度な大きさの結晶粒子を析出させることができ、膜の損傷が防止される。反応槽2でpH6.5〜8.0とすることにより、未反応のスケール成分を効率的に析出させ、膜面でのスケール析出を防止する。膜の目詰りやスケール障害が防止され、膜フラックスを長期間安定に維持できる。薬品洗浄頻度が少なくなり、薬品コスト等が低減する。膜寿命が長く、膜の交換頻度が少なくなり、膜コストが低減する。装置の稼動効率が向上する。
請求項(抜粋):
硫酸含有排水にカルシウム化合物を添加してpH4.0〜6.0に調整する第1の工程、該第1の工程の処理水に更にカルシウム化合物を添加してpH6.5〜8.0に調整する第2の工程、及び該第2の工程の処理水を膜分離装置に供給して膜分離処理し、透過水を処理水として系外へ排出する第3の工程を備えてなる硫酸含有排水の処理方法。
IPC (8件):
C02F 1/44 ZAB ,  C02F 1/58 CDN ,  C02F 1/66 ZAB ,  C02F 1/66 510 ,  C02F 1/66 521 ,  C02F 1/66 530 ,  C02F 1/66 ,  C02F 1/66 540
FI (8件):
C02F 1/44 ZAB K ,  C02F 1/58 CDN Q ,  C02F 1/66 ZAB ,  C02F 1/66 510 L ,  C02F 1/66 521 D ,  C02F 1/66 530 B ,  C02F 1/66 530 L ,  C02F 1/66 540 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-169595
  • 特開昭62-197192
  • 排煙脱硫排水の処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-156002   出願人:栗田工業株式会社

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