特許
J-GLOBAL ID:200903059069988920

多層皮膜被覆工具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-213536
公開番号(公開出願番号):特開2002-028804
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【目的】 切削加工の高速化に対応可能な耐酸化性及び耐摩耗性に優れた公知のTiAlN系皮膜と組み合わせたときに優れた性能を発揮し、しかも被削材との凝着および溶着現象等に起因した摩擦抵抗の増加を抑制し、過酷な切削環境下においても、皮膜剥離及び熱クラックによる異常摩耗が生じることなく、耐摩耗性が著しく改善されたCr系皮膜を被覆した多層皮膜被覆工具を提供することを目的とする。【構成】 工具基体に多層の皮膜からなる被覆層を設け、該被覆層のうちの少なくとも1層は構成元素として少なくともTiとAlとNを含むTiAlN系皮膜である多層皮膜被覆工具において、該被覆層のうち該TiAlN系皮膜を除く他の層は金属成分として、Cr及びSi、Bの1種又は2種を含有し、非金属成分としてC、N、Oの1種以上の元素を含有するCr系皮膜であり、該Cr系皮膜はCr化合物相中にSiの窒化物相及び/又はBの窒化物相が介在していることを要旨とするものである。
請求項(抜粋):
工具基体に多層の皮膜からなる被覆層を設け、該被覆層のうちの少なくとも1層は構成元素として少なくともTiとAlとNを含むTiAlN系皮膜である多層皮膜被覆工具において、該被覆層のうち該TiAlN系皮膜を除く他の層は金属成分として、Cr及びSi、Bの1種又は2種を含有し、非金属成分としてC、N、Oの1種以上の元素を含有するCr系皮膜であり、該Cr系皮膜はCr化合物相中にSiの窒化物相及び/又はBの窒化物相が介在していることを特徴とする多層皮膜被覆工具。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 P
Fターム (12件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  4K029BA41 ,  4K029BA54 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 被覆切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-200206   出願人:日立ツール株式会社
  • 表面被覆切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-286920   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 多層膜被覆部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-063234   出願人:日立ツール株式会社

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