特許
J-GLOBAL ID:200903059080555288

眼科用レンズ型の処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107825
公開番号(公開出願番号):特開平8-146359
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 型片の一方のフランジ領域の表面エネルギーを増加させて、重合の済んだ過剰のモノマーをその型片に付着させ、成形を終えたレンズから離れるようにする方法および装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明の方法により、特に不活性雰囲気(窒素)の下で製造する場合には、酸素を含むガス(すなわち空気)を処理領域に供給する一方で、酸素が型のレンズ成形領域を汚染したり、他のレンズ処理領域の窒素雰囲気を希釈するのを防止しながら、特別なマニホールドが必要になる。コロナ放電電極を使ってイオン化された酸素が発生すると、ポリマーの、コロナ放電処理された型片への付着力が著しく増加することが分った。好ましい態様においては、レンズ形成の重合の後二つの型片が引き離されたとき、レンズを凹型雌片から取り外す際にも、レンズ形成用の空隙を囲む重合が済んだ過剰の材料が、型雌片のフランジに付着するよう、レンズ型片のうち凸型雄片周縁にあるフランジがコロナ放電処理される。
請求項(抜粋):
凹型雌片と凸型雄片の両型片が合わされたとき両型片の間に空隙を形成し、しかも少なくとも一方の型片はその周りにフランジを有するこれら凹型雌片と凸型雄片の少なくとも二つの型片から構成される型により形成される重合・成形した眼科用レンズを、成形用空隙の外側でレンズを取り囲む過剰の材料から分離する方法であって、酸素含有ガスを前記型片の一方におけるフランジ面の少なくとも一部に導入する工程と、不活性ガスを前記型片のレンズ製造領域に導入する工程と、前記酸素に曝された型片におけるフランジ面の少なくとも一部で表面エネルギーを増加させる工程と、前記凹型雌片をモノマーで充填する工程と、前記凸型雄片をモノマーを収めた前記凹型雌片上に合わせ、過剰のモノマーを型の空隙から押し出して表面エネルギーの増加した型材料と接触させる工程と、前記モノマーを重合させる工程と、重合を終えた前記過剰のモノマーを前記表面エネルギーの増加したフランジ面上に保持しながらレンズを型片から取り出し、前記型片を分け離す工程を含む方法。
IPC (4件):
G02C 7/04 ,  A61F 2/16 ,  A61F 9/00 580 ,  B29D 11/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • コンタクトレンズの自動成形装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-167892   出願人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・プロダクツ・インコーポレイテッド
  • 溶液除去ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-079265   出願人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・プロダクツ・インコーポレイテッド
  • 特開昭62-189122

前のページに戻る