特許
J-GLOBAL ID:200903059088607279

血管拡張器具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-286119
公開番号(公開出願番号):特開2000-107293
出願日: 1998年10月08日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】先端部分の外径が小さく、血管内での押し込み性(血管内走行性)が良好で、かつ拡張体の膨張・収縮に要する時間が短い(拡張収縮時間応答性が良好な)血管拡張器具を提供する。【解決手段】血管拡張器具1は、ルーメン5を有する内管2と、内管2の外面との間にのルーメン6を形成する外管3と、拡張体と、内管2の基端部に設けられたルーメン5と連通する第1の開口部と、外管3の基端部に設けられたルーメン6と連通する第2の開口部とを有する。外管3は、先端側チューブ31およびこれに固着された基端側チューブ32からなる。先端側チューブ31は、先端方向に向かって外径および内径が減少する縮径部を有する。そして、基端側チューブ32の先端部32aは先端側チューブ31の基端部内面に接続し、基端側チューブ32の先端部32aはその先端部内面で内管2と接続している。
請求項(抜粋):
先端が開口する第1のルーメンを有する内管と、該内管に同軸的に設けられ、前記内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し、該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管と、先端部および基端部を有し、該基端部が前記外管に取り付けられ、該先端部が前記内管に取り付けられ、該基端部付近にて第2のルーメンと連通する収縮あるいは折り畳み可能な拡張体と、該内管の基端部に設けられた、前記第1のルーメンと連通する第1の開口部と、前記外管の基端部に設けられた前記第2のルーメンと連通する第2の開口部とを有する血管拡張器具であって、前記外管は、前記拡張体との接合部から所定長基端側にわたって形成された比較的小さな内径を有する先端部と、少なくともその大部分において該先端部の内径よりも大きな内径を有する基端部とからなり、該外管は該基端部における内面で内管に固定されていることを特徴とする血管拡張器具。
IPC (3件):
A61M 25/00 ,  A61M 25/00 405 ,  A61M 25/01
FI (3件):
A61M 25/00 410 H ,  A61M 25/00 405 B ,  A61M 25/00 450 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る