特許
J-GLOBAL ID:200903059205878947

液状ポリアルファオレフィンポリマーの製造法、そのためのメタロセン触媒、得られるポリマー及びそれを含有する潤滑剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-519521
公開番号(公開出願番号):特表2004-506758
出願日: 2001年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
液状ポリアルファオレフィン(好ましくは1-デセン)ホモポリマー又はコポリマーは実質的に非晶質であり、水素及び特定のタイプのメタロセン触媒を使用する重合法によって得られる。加えて、2〜約12個の炭素原子を有する液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマーは、諸性質、すなわち、低い分子量(Mw)、低い多分散指数(Mw/Mn)、制御可能な動粘度(Kv100)、低いヨウ素価(I2)及び低いガラス転移温度(Tg)の独特な組合せを有し、実質的に非晶質である。本発明の液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマーは、このポリアルファオレフィンが粘度調整剤として作用する潤滑油を含む多様な製品を製造するために有用である。
請求項(抜粋):
液状ポリアルファオレフィンホモポリマー又はコポリマーを得るためのアルファオレフィンの重合方法であって、 当該方法が、メタロセンプロ触媒を助触媒と組み合わせることにより得られる生成物を含む触媒の触媒として有効な量及び水素の存在下で、少なくとも1種類のオレフィンを重合させる工程を含み、 上記メタロセンプロ触媒が、下記の一般式、 (Cp1R1m)R3(Cp2R2p)MXq (式中、配位子(Cp1R1m)のCp1及び配位子(Cp2R2p)のCp2は同じか又は異なるシクロペンタジエニル環であり、R1及びR2はそれぞれ独立に、水素又は約20個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヘテロカルビル基、ヒドロカルビル置換オルガノメタロイド基又はハロカルビル置換オルガノメタロイド基であり、mは0〜5であり、pは0〜5であり、そして、そこに会合したシクロペンタジエニル環の隣接した炭素原子上の二つのR1及び/又はR2置換基は一緒に結合して4〜約20の炭素原子を含む一つの環を形成することができ、R3はCp1及びCp2を橋架けする基であり、Mは3〜6の原子価を持つ遷移金属であり、各Xは非シクロペンタジエニル配位子であり、独立に、ハロゲン又は20までの炭素原子を含むヒドロカルビル基、オキシヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換オルガノメタロイド基、オキシヒドロカルビル置換オルガノメタロイド基又はハロカルビル置換オルガノメタロイド基であり、そして、qはM-2の原子価を持つ)の少なくとも1種類の化合物であり、 助触媒はアルミノキサンであり、 但し、配位子(Cp1R1m)は配位子(Cp2R2p)と異なり、橋架け基R3は少なくとも2つの嵩高基を含む、 上記重合方法。
IPC (3件):
C08F4/642 ,  C08F10/00 ,  C10M143/00
FI (3件):
C08F4/642 ,  C08F10/00 510 ,  C10M143/00
Fターム (36件):
4H104CA01C ,  4H104LA01 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AB01 ,  4J128AC28 ,  4J128AD05 ,  4J128AD06 ,  4J128AD07 ,  4J128AD08 ,  4J128AD11 ,  4J128AD13 ,  4J128BA00A ,  4J128BA01B ,  4J128BB00A ,  4J128BB01B ,  4J128BC12B ,  4J128BC13B ,  4J128BC25B ,  4J128EA01 ,  4J128EB02 ,  4J128EB04 ,  4J128EB05 ,  4J128EB06 ,  4J128EB07 ,  4J128EB08 ,  4J128EB09 ,  4J128EB10 ,  4J128EB21 ,  4J128EC01 ,  4J128EC02 ,  4J128FA02 ,  4J128GA01 ,  4J128GA04 ,  4J128GA06 ,  4J128GA23
引用特許:
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