特許
J-GLOBAL ID:200903059235977052
コンクリートの処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-177195
公開番号(公開出願番号):特開平8-040784
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【構成】 コンクリート構造物のコンクリート内部の鋼材を内部電極とし、コンクリートの表面部に設置した電極を表面電極とし、該表面電極の間、及び/又は該表面電極と内部電極間に電流を流す方法において、両電極間に水溶性リチウム化合物を含む電解質材料を供給して、コンクリート中のリチウム/ナトリウムのモル比が0.1以上とすることを特徴とするコンクリートの処理方法。【効果】 (1)アルカリ骨材反応の生じているコンクリート構造物の劣化進行を抑制することができる。(2)アルカリ骨材反応の生じる恐れのあるコンクリート構造物のアルカリ骨材反応による膨張反応を抑制すること等ができる。(3)電気化学的処理を行うことにより、水溶性リチウム化合物の浸透を促進することができ、工期の短縮化ができる。(4)塩害を受けたコンクリートからの脱塩や、中性化を受けたコンクリートへのアルカリ性の再付与、内部鋼材の不動態被膜の再形成により、鉄筋の防錆を行うことができる。
請求項(抜粋):
塩分を含有するコンクリート構造物のコンクリート内部の鋼材を内部電極とし、コンクリートの表面部に設置した電極を表面電極とし、該表面電極の間、及び/又は該表面電極と内部電極間に電流を流す方法において、両電極間に水溶性リチウム化合物を含む電解質材料を供給して、コンクリート中のリチウム/ナトリウムのモル比が0.1以上とすることを特徴とする塩分を含有するコンクリートの処理方法。
IPC (2件):
引用特許: