特許
J-GLOBAL ID:200903059258812336

多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042231
公開番号(公開出願番号):特開平11-241630
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】気筒間の回転変動を均一化するべく気筒毎に燃料噴射補正量を算出し、それに基づき噴射される燃料噴射量を補正制御するようにした多気筒内燃機関において、燃料噴射量が増量補正されることによる失火を抑制する。【解決手段】成層燃焼を行いうるエンジン1の電子制御装置(ECU)30は、爆発力の弱い気筒について燃料噴射補正時間を増量補正する。このため、実際の噴射量が予定量に満たない気筒が存在した場合、回転変動が均一化される。またECU30は、基本噴射時間にガード係数を乗算した値を上限値として燃料噴射補正時間にガードをかける。従って、負荷に応じて上限値が変更され、燃料噴射量の増量補正が制限される。このため、燃料噴射弁11のなかには、霧化状態等が悪い故に爆発力がもともと弱いものが存在するが、このような場合において、多くの燃料が噴射されることによるさらなる霧化状態の悪化等が抑制される。
請求項(抜粋):
気筒毎に燃料噴射弁を有する多気筒内燃機関のアイドル運転時に、気筒毎に内燃機関の回転状態を検出する回転状態検出手段と、前記回転状態検出手段にて検出された回転状態に基づき、気筒間の回転変動を均一化するべく、気筒毎に燃料噴射補正量を算出する噴射補正量算出手段と、前記噴射補正量算出手段の算出結果に基づいて、前記燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を補正制御する補正制御手段とを備えた多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に応じて、前記噴射補正量算出手段により算出される燃料噴射補正量の上限値を変更し、上記燃料噴射量の増量補正を制限する増量補正制限手段とを設けたことを特徴とする多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/08 330 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/36
FI (3件):
F02D 41/08 330 A ,  F02D 41/02 330 A ,  F02D 41/36 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭64-045946
  • 特開昭61-046444
  • 特開昭62-023552
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