特許
J-GLOBAL ID:200903059279049705

エンジンのバランサーシャフト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020296
公開番号(公開出願番号):特開平9-210134
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのバランサーシャフトの円筒カバー内にオイルが浸入してバランサー機能が低下するのを、特別のシール部材を用いることなく防止する。【解決手段】 バランサーシャフト22のシャフト本体26は2個のバランサーウエイト部261 ,262 と、その外周を覆う2個の円筒カバー27,28とを備えており、それらの間に空間45,46が形成される。各円筒カバー27,28の両端部を圧入P及びローリングかしめCで固定することにより、空間45,46へのオイルの浸入を阻止する。また空間45,46にオイルが浸入しても、円筒カバー27,28にオイル排出孔47,48を形成することにより、バランサーシャフト22の回転による遠心力で前記オイルを空間45,46から排出することができる。
請求項(抜粋):
オイルパン(6)の内部で回転軸から偏心して回転するバランサーウエイト部(231 ,232 ,261 ,262 )に、少なくとも前記回転軸を中心とする部分円弧面を有するカバー(24,25,27,28)を固定することにより、概略円柱状の外形を有するバランサーシャフト(21,22)を構成するエンジンのバランサーシャフト構造において、前記カバー(24,25,27,28)及びバランサーウエイト部(231 ,232 ,261 ,262 )間に画成された空間(45,46)を外部に連通するオイル排出路(47,48)を設けるとともに、このオイル排出路(47,48)の内端をバランサーシャフト(21,22)の外周部近傍に形成したことを特徴とするエンジンのバランサーシャフト構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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